となみ織物の五代目のブログです。『帯』や『織物』を作るメーカーですので、内容はモノづくりが中心になっていると思います。自分で読み返して結構納得することもあります。

五代目日記 > 「南蛮七宝」と一致するもの

2009年01月16日

帯にしようと思ったのですが、着物になりました。


先日、春用の新作、お召が上がり
私用で一反、仕立てに出していました。

今日、それが上がってきましたので、
少し自慢させてもらいます。
(何枚目でも嬉しいものです。。)

090116_1038~0001.jpg

唐長さんの菊市松という柄を敷き詰めたモノで、
色目も薄地、

柄と色のバランスに惹かれて、
自分用に仕立てをお願いしました。

今まで何度も何度も書いていますが、

やはり何百年も受け継がれてきた柄というのは、
シンプルで、落ち着きがあり、飽きがこない。

着物にしても同じです。

090116_1039~0001.jpg
(女性物ですが、少し幅広めで織りましたので、


私でも裄は大丈夫です)

これは単衣仕立てにしましたので、
まだまだ、出番待ちですが、

厚めの羽織着て無理やり、出番を作ろうかなぁ?

とも思っています。

さすがに一月は、周りの目線が、
気になるので、春先早々にでも。。。


ちなみに、この御召女性物の場合、
嬉しいおまけがあります。。。
(それは、上がり次第自慢しますね。)


他にも、唐長さんの『南蛮七宝』柄も新色が、
上がってきそうですので、

一月のモノづくりも順調に進みそうです。

  ※それとは反対に、つい最近ある話を聞きました。
   それは、唐長柄の南蛮七宝帯、と言い販売している類似品がある、
   とのことです。モノづくりの立場から、とても悲しいですね。。

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2009年01月05日

仕事始め。


(改めて、)明けましておめでとうございます!

今日は『仕事始め』ということで、
2009年のとなみ織物が始まります。
090105_0828~0002.jpg
となみ織物の一階も今日は正月モードです。

段々、周りからお正月らしさ無くなっていく中で、
まだ西陣は、あいさつ回りは健在です。

西陣の細い道は、着物か礼服を着た人で、
9:00~11:00の間は、年に一回の混雑です。

090105_0949~0002.jpg


午前中は、そのあいさつ回りで終わり、
午後からは、通常の仕事始めですので、

現在、
正月⇒通常へとバタバタと変更中です。

ちなみに私の着物は、南蛮七宝のお召です。
(最近は、この着物が多いです。)
090105_0840~0001.jpg

他にも、今日デビューの小物?がありますが、
それは、また次の機会に紹介します!

結構、お気に入りになっています。

今年最初のメルマガも、
今日に仕上げして1日2日中に送りますね。

それでは、今年もよろしくお願いします!
忙しくなりそうです。

今年のテーマは、『つながり』です。

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2008年12月24日

年越しせずに完成!海路

何度か登場しました柄が完成しました。

『神坂雪佳の世界(海路から)』
  ⇒http://senpukuya5.seesaa.net/article/111039492.html


『仙福屋』スタッフから、

①シンプルで

②小物にも応用出来る柄で、

③ショップだけの柄を製作してほしい。

という社内要望から製作したモノです。

081224_0908~0001.jpg

図案や図録、その他絵の載っていそうなものは、
目の前において、探した柄です。

シンプルで、少し面白みもある柄ですので、
南蛮七宝のように、少しずつ広がっていってほしい。

そんな柄です。

パッと見た感じ、何柄か分からないかもしれません。

柄自体は、神坂雪佳が残した『海路』という図案集の中の
一つの柄ですので、

モチーフは、『波』であることには、
違いありません。

『海路』という図案集から来ていますので、
今の所、『kairo』と、呼ばれています。

081224_0909~0001.jpg

織に関しては、となみ織物で一番経糸の多いもので、
この柄を織るために、横の糸を少し変えています。

持った感じは、絹の風合いと少しザラッとした
今までに感じたことの無いものです。

拡大した写真を見てもらうと(分かりにくかな?)・・・

細かい地紋を敷き詰めて、見え無い立体感を
作り出しています。

南蛮七宝とは違い、
見方によって柄が、様々に見える・・・

という不思議さはありませんが、
じっと見ていると、愛着と愛嬌が感じられる。

これもまた、不思議な魅力を思った柄になっています。

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2008年12月01日

日々改良。

メーカーは、毎日毎日、新しい柄をかんがえて
モノづくりしていくのが、仕事なのですが

その中で、同じ柄を良くしようと『改良』することがあります。

実際は、元のモノを超えられることは、
あまり無く、再び元に戻すことも少なくないです。

モノづくりしている習性なのか、
それでも、試してしまいます。

良くやるのは、超が付くくらいの昔の『紋』(設計図)を
引っ張り出して来て、風化しそうな和紙紋図を、

直しながら(こっちはリペアの方)、糸の渡りなどを、
見直す(『こっちが改良』)ことがあります。

昔の方が通った後をなぞる様に、紋を見るので、
とても勉強になります。

全く改良する隙が無いこともあれば、

ほんとに少ないのですが、ミスを見つけること
(意図的にか、あじ?かも)もあります。

そんな時は、その当時製作した人の意図を考えつつ
改良を加えていきます。

前置きが長くなりましたが、

少しずつ織っては、
販売(僅かしか織れないので月産限定。)している、

南蛮七宝の八寸も少し『改良』してみました。
 http://senpukuya5.seesaa.net/article/99457024.html

 ↑この時から比べて、地を変えました(意図としては立体感増)。
  (一色増やして、同色を入れました。) 

 
南蛮七宝

微妙な変化なので、

しかも自分で製作した紋ですので、
良くなったか、どうかというのは、判断付きにくいですが、

新旧並べても、社内で好みが分かれるくらいのレベルには
達しているようです(ホッと一息つける瞬間です)。

これが実際結んでもらう方から、
どのような評判になるか・・・


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2008年11月11日

唐長さん

午前中は唐長さんの修学院工房へ。

そこで、
たっぷりとお邪魔させてもらいました。

お客さん一緒にでしたので、
いつもとは
力を頂いてきました。

10代目と現当主11代目の『桜』版木を使った作品を
見せてもらいました。

全く同じ版木でありながら、普通からすると繊細な色目で、
受ける感じや持っている空気、柄まで異なって見える。。

そんな世界にひたってきました。

もちろん、帯の配色も繊細な色目ですが、
製作しているモノが異なると、やはり刺激を受けれます。

今年のモノづくりは、『尖り』
というのをテーマにしていました。

来年テーマにしていきたいモノづくり、
この辺りにヒントがありそうです。


今日行かれた方の中には

南蛮七宝の八寸を結ばれた方もおられましたが、
(まだ、一部のみの発表です。)

着姿を見ていると、唐長さんの版木で生まれた柄との
からかみと織と対比で、モノづくりができそうな

そんな気持ちになってきました。


夕方、そんな一日の目を持って、外を見ていると、
何となく、赤みが差しています。
IMGP1433.JPG


そして、振り返ると・・・
IMGP1423.jpg

少し社内で話題になるほどの夕焼けでした。

目が色に敏感になっていましたので、
さらに綺麗に見えます。

ちょっと疲れていたので、癒されました。。

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2008年11月04日

懐紙れなのですが。。

とても人気のある懐紙入れなのですが、

南蛮七宝で製作してみました。
(今のところ非売品です。)

南蛮七宝

素材は、帯100%なので、持った感じの
しっとりとした風は・・・

『やっぱり、絹!』

と声に出して言いたくなってしまいます。。

3色製作しましたが、

その中の一番下薄いピンク色のモノは、
色があるような無いような色で、

柄も見えるか見えないか。

角度や光によって、
はらっと浮いて出てくる南蛮七宝柄が、

とても上品です。


最近は、お茶席で本来の使い方以外に、
小物入れとして、使っておられる方も多いようですよ。

『懐紙入れ』の宣伝のような日記でした。

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2008年10月29日

星にも、花にも見える襦袢。


南蛮七宝の襦袢を以前作りました。
(こちらは、白地バージョン)

 白地バージョン

  http://senpukuya5.seesaa.net/article/106055938.html

今度は色を入れたモノを作ってみました。

織りを地の部分と柄の部分で、変化を付けています。
メッシュ状に見えます

夏・単衣は、もちろん、
南蛮七宝 襦袢
袖を無双に仕立てられるだけの尺で織り上げましたので、
袷の時期もOKです!

IMGP1383.JPG
淡い薄地を中心に、製作しています。

唐長さんに版木として長く伝わり、淘汰の中を
残ってきた柄ですので、

何にでも合わせられるような徹底的にシンプルな柄です。

白地のものを私用に仕立てようと、思っています。

少しずつ揃ってきましたので、
一度勢ぞろいして見てもらいたいですね~。


南蛮七宝の星にも花にも見える不思議な柄は、
いつ見ても惚れ惚れします。

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2008年10月08日

『祈る』だけまでもうちょっと。

今日は、

昨日新幹線の中で書き留めていたノートから、
今使えそうなモノを、

形にする作業をしていました。
画像-0205.jpg
PCを目の前に、手書きはなんで?

とよく言われますが、落書きのようなメモの方が、
PCで打つよりも、不思議と中身があるように思います。

このブログは・・・?
中身があるのか・・・
(判断はお任せします<m(__)m>)


今・今の話ですが、
若冲の着物の下書きが上がってきました。

あまりにも綺麗で、後はどういう上りにするか、
という所です。
(下書きがこれほどだったので、着物になったら楽しみ・・・)

となみ織物としてではなく。
最近の個人的なモノづくりは、

若冲→南蛮七宝→若冲・・・

という繰り返しですので、

本棚、資料、画像等々の周りのモノがすべて、
この2色になっています。

頭の中をすべて『モノづくりの対象』にして、

可能な限り、

製作前の段階(図案・紋図・組織)に力を注いだら、

後は、もう祈るだけです。。。


現在、製作中の大作(これは若冲)がそんな心境です。

いつのまにか、話が大きくなっている『若冲の間』、
完成したら、しばらく燃え尽きそうですね。。。

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2008年10月06日

南蛮七宝+縞々

モノづくりしていて、いいなぁと思うモノがあります。

それは、予想超えたモノが出来たときです。


作っていて、大方のものは想像ができます。

この色をここに入れると、⇒こんな感じ

ここに金糸を通すと⇒こんな感じ

柄を沈ませると全体は⇒こんな感じ と・・・

特に『何が作りたいのか?』というのが、
ブレてしまうと、最後の最後まで苦労します。


今回は、『ブレるか?』というところと、『もしかして』
という狭間で織ってみた柄の組み合わせです。

『縞々』の経糸で、
『南蛮七宝』を織ってみました。

結果は・・・、
予想とは全く違った表情で上がってきました。

縞の部分に入った柄が、地紋と相まって、
面白い色になり、反転したところとのコントラストが

素晴らしく微妙な色になっています。

横に帯を置いて書いているのですが、
なかなか文章で表すのが難しいので、

やはり写真を載せておきます。
081006_1044~0001.jpg
光が射したような色目です。
.
こんな風に。


この一本は見本で織ったのものなので、
帯というよりは、小物作りへと、

回したいと思っています。

また『仙福屋』に載ると思いますので、
お楽しみに・・・(移転後に。)

男物も作りたいです・・・。

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2008年10月03日

まずは自分のほしいものを作る。

『モノづくりってどうやってするんですか?』

と聞かれた時にこたえる答え。 
    ↓
『最初は、自分の好きなモノか、
好きになれそうなものを作ったら?』

と言っています。


では
最初ではない、
今の
自分のモノづくりは、

『どうなのか?』

と考えると、
意外にハッキリしたモノがわかりません。


多分、

『作りたいモノ』か
『驚いてもらえるモノ』

を作っているのではないかと思います。

深く悩みそうなので、
今回はこの辺で止めておきます。

ただ、原点に戻って『ほしいもの』を作ってみました。

角帯3

角帯です。

今お気に入りなのが、

南蛮七宝の角帯と、

組紐の角帯

もう一つ、『なにかないかな?』
と探していました。


それで、製作したのが上の角帯です。


『製作しました』と固いモノではなく、
『作っちゃえ!』という気分で作りました。

個人的には、柄のムード等々大満足ですので、
時々は、勢いのモノづくりも必要だと、思います。

とは言っても、今からモノづくりをしよう!
という人に、

『モノづくりは、勢いです。。』

とは言えませんね~。

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2008年09月26日

きものも進んでいます。

唐長柄を題材に、
帯だけでなく着物を製作してきました。

最近では、南蛮七宝の御召が出来ました。


今製作にかかっているモノも、御召ですが、
唐長柄の中から5柄選び抜き、小紋として

織っています。

イメージとしては、

江戸小紋のような定番として、
着れる着物が浮かんでいます。
江戸小紋
社内では『仙福屋御召 唐長五役』

と呼んでいます。


秋までには数柄完成すると思います。

今のところ、
上がってきたのは、数センチの見本裂だけですが、

見ていると、
どんどんと期待が膨らむものになっています。


私も、着たい!
と思っています。。


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2008年09月26日

きものも進んでいます。

唐長柄を題材に、
帯だけでなく着物を製作してきました。

最近では、南蛮七宝の御召が出来ました。


今製作にかかっているモノも、御召ですが、
唐長柄の中から5柄選び抜き、小紋として

織っています。

イメージとしては、

江戸小紋のような定番として、
着れる着物が浮かんでいます。
江戸小紋
社内では『仙福屋御召 唐長五役』

と呼んでいます。


秋までには数柄完成すると思います。

今のところ、
上がってきたのは、数センチの見本裂だけですが、

見ていると、
どんどんと期待が膨らむものになっています。


私も、着たい!
と思っています。。


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2008年09月08日

シンプルな柄づくり。

今日はすこしぼやきが入っています。


『シンプルなモノづくり』
というのをテーマに、柄を製作中です。


柄はほぼできているので、
今は、大きさを考えています。


最初のイメージとしては。

小づき、繰り返し、極力一目でわかる柄。

というものです。

今まで、社内で条件を満たしてるのは、
『南蛮七宝』を代表とする、唐長柄かなぁ?

と思いながら、考えていました。


いつものように、昔の図案棚に囲まれて、
目を凝らしながら、

試行錯誤していますが、
大体の目処は立ちましたので、

形にしていく、という所が現状です。


ここ数日、南蛮七宝に囲まれていましたので、
シンプルながらもそのレベルの高さに、

やられています。

昔の人は、偉大です・・・。


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2008年09月08日

シンプルな柄づくり。

今日はすこしぼやきが入っています。


『シンプルなモノづくり』
というのをテーマに、柄を製作中です。


柄はほぼできているので、
今は、大きさを考えています。


最初のイメージとしては。

小づき、繰り返し、極力一目でわかる柄。

というものです。

今まで、社内で条件を満たしてるのは、
『南蛮七宝』を代表とする、唐長柄かなぁ?

と思いながら、考えていました。


いつものように、昔の図案棚に囲まれて、
目を凝らしながら、

試行錯誤していますが、
大体の目処は立ちましたので、

形にしていく、という所が現状です。


ここ数日、南蛮七宝に囲まれていましたので、
シンプルながらもそのレベルの高さに、

やられています。

昔の人は、偉大です・・・。


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2008年09月07日

いい感じが漂うバッグ、ピンク。

昨日に続き、

『南蛮七宝の利休バッグ』を紹介します。

社内では、性格によって、
真っ二つに意見が割れた色目です。

IMGP1060.JPG

昨日の茶と同じ織り方の帯地を使っています。

この南蛮七宝もそうですが、
唐長柄は華がありつつも、ドンとは前に出てこない。

不思議な柄が多いです。
(まるで着物の無地のような・・・)
IMGP1059.JPG

帯地にしても、帯地をバッグにしても、
良い柄に出会えたことに感謝しています。


昨日のも含めて、
これらは帯自体がなかなか上がってこない、こともあって、

今のところは、
帯の上がり待ちの受注生産としていくことになりそうです。
(他の色も数色待機中)

南蛮七宝の柄は、モノが出来あがってくると、
なにか嬉しくなってしまいます。


柄とのいい関係、と変な言葉ですが、
そんなことがピッタリと来そうです。

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2008年09月07日

いい感じが漂うバッグ、ピンク。

昨日に続き、

『南蛮七宝の利休バッグ』を紹介します。

社内では、性格によって、
真っ二つに意見が割れた色目です。

IMGP1060.JPG

昨日の茶と同じ織り方の帯地を使っています。

この南蛮七宝もそうですが、
唐長柄は華がありつつも、ドンとは前に出てこない。

不思議な柄が多いです。
(まるで着物の無地のような・・・)
IMGP1059.JPG

帯地にしても、帯地をバッグにしても、
良い柄に出会えたことに感謝しています。


昨日のも含めて、
これらは帯自体がなかなか上がってこない、こともあって、

今のところは、
帯の上がり待ちの受注生産としていくことになりそうです。
(他の色も数色待機中)

南蛮七宝の柄は、モノが出来あがってくると、
なにか嬉しくなってしまいます。


柄とのいい関係、と変な言葉ですが、
そんなことがピッタリと来そうです。

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2008年09月06日

いい感じが漂うバッグ。茶。

評判のいい『利休バッグ』

南蛮七宝バージョンが上がってきました。
(見本)

今のところ、2色ですが、
両方とも良い出来で、

スタッフの性格によって、
『あえて言うなら、こっちが好き』

と票が分かれます。

まずは、茶系の方から・・・
(明日は、ピンクを紹介しますね)

南蛮七宝 バッグ 茶
 


南蛮七宝
(こだわりは・・・、もう少し後で・・・)

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2008年09月06日

いい感じが漂うバッグ。茶。

評判のいい『利休バッグ』

南蛮七宝バージョンが上がってきました。
(見本)

今のところ、2色ですが、
両方とも良い出来で、

スタッフの性格によって、
『あえて言うなら、こっちが好き』

と票が分かれます。

まずは、茶系の方から・・・
(明日は、ピンクを紹介しますね)

南蛮七宝 バッグ 茶
 


南蛮七宝
(こだわりは・・・、もう少し後で・・・)

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2008年09月05日

南蛮七宝の・・・

南蛮七宝の・・・、

というと、次は何を作ったか?


社内では、聞くと

まず『バッグ?』という声が上がりました。
(製作中です。)


完成したのは、南蛮七宝の『長襦袢』です。
080905_1325~0001.jpg
まだ、白色のみですが、
社内スタッフの評判は上々です。


素材は、もちろん絹100%ですが、
織り方に一工夫をしています。

夏含めて、すべての季節に着て頂けるように、
柄部分には絽目にしています。

ただし、一越に渡り、絽目が渡っていないのが、
この生地の特徴です。


袖を無双にすれば、袷でも着て頂ける生地です。

今のところ、色数も5色予定しています。


スタッフによっては、自分用を見ているような人が数名、
いますので、良い出来なんでしょう~。

月産数はホンの僅かなので、少しずつ人気が出ると嬉しい、
モノです。

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2008年09月05日

南蛮七宝の・・・

南蛮七宝の・・・、

というと、次は何を作ったか?


社内では、聞くと

まず『バッグ?』という声が上がりました。
(製作中です。)


完成したのは、南蛮七宝の『長襦袢』です。
080905_1325~0001.jpg
まだ、白色のみですが、
社内スタッフの評判は上々です。


素材は、もちろん絹100%ですが、
織り方に一工夫をしています。

夏含めて、すべての季節に着て頂けるように、
柄部分には絽目にしています。

ただし、一越に渡り、絽目が渡っていないのが、
この生地の特徴です。


袖を無双にすれば、袷でも着て頂ける生地です。

今のところ、色数も5色予定しています。


スタッフによっては、自分用を見ているような人が数名、
いますので、良い出来なんでしょう~。

月産数はホンの僅かなので、少しずつ人気が出ると嬉しい、
モノです。

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