今年もエンジンをかけて、帯づくり
となみ織物には、約3万を超える帯柄が所蔵されていると言われています(データ化できている部分、そうでない部分があって、未だ正確には数えられていません・・・)。
その中には、その当時の時代を映すモノづくりがあり、今見るとどうしても古くさく感じるものもあります。ただ、その当時制作した数から考えると、ほんの僅か。しかも、手を入れることで、なんとでもなりそうです。また、それ以外のモノも、そのまま今の時代でも活きているもの。うん?と思っても配色だけを変えることで蘇るものばかりです。
さらにモノづくりは右肩上がりで常に進化し続けてきたわけでもなさそうです。過去何十年と制作してきた図案・意匠図を振り返っていると、つくづく思います。帯自体、その設計図である意匠図を見ていても、学ぶべきことがあり、以前気が付かなかったことも、今ハッとさせられることもあります。そんなこともあり、一年の初めのこの時期は、まだ時間と心の余裕があることが多いため、そういう過去からの学びを頂くのにちょうど良い時間です。
FB上の研究会ではこの帯を上げていました。
自分の中ではこちら。  
どこかで書いていたかもしれませんが、となみ織物の中でも、長く織られてきた柄。定番ともいえるこの帯は、毎年いつも意識します。意匠図の作り込みも凄いですが、とにかく、配色の仕方がルールに則っていなくて、すごい(苦笑)そんな帯です。
この帯づくりの凄さをいつか徹底的に解説してみたいです。
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