帯締めの配色/帯づくりの『すき』
帯にすきがあると、小物で大きく変化します。
『すきあり』というのは、『攻撃する間があること。』。英語だとWeaknessの単語が入り、弱点的な雰囲気にもなって、あまり良い感じはしません。でも、帯をつくっている場合、この『すき』がとても大事な場合があります。
面白いことに、あえてその『すき』を作る、狙って作ってしまうと、わざとらしさ鼻につくため、めいいっぱい帯に向かって、図案や意匠図つくりに向き合って、考えて、作った上の『すき』。それくらいがちょうど良い感じになるような気がします。
しかも、そのすきに気づく人が気づいて、そこをフォローかプラスする感じで、小物を足す。とくに、ルールの幅が広い、お洒落着物の場合には、それくらいの緩やかさが、コーディネートの美しさになっているように思います。
帯をつくりながら、こんな配色の小物だったら、となみ帯の隙間を良い感じに埋めてくれそうだなぁ。と緩やかにかんがえながら、配色していた帯締めが最近、ちょこちょこ上がってきて、帯と合わせているのが楽しいです。そういうわけで、小物づくりも帯づくりにとっていい影響を与えてれる、大事な仕事になっています。
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