モール帯を見た再認識。
再認識 先日撮影した時の写真を夜に光の加減や陰影を修正しながら、
自分で制作した帯をじっくりと見ていました。
(写真を大きくしたりする度にイヤでも、目に入ります。笑)
お太鼓にモール糸を使った錦織の帯です。
今は、素材的に同じような表現が難しいので、在庫に持っている分で終わり。
制作が終わり、作れなくなってから分かった良さ、再認識させられています。
(いつもそこに気付かされて、勿体無さが痛いですが、次に繋がるように・・・。)
この帯を見て、シンプルな帯をつくる楽しさも再認識していました。
帯づくりは、通常奥行きを考えてつくります(となみ織物では特に)。
建物に例えると、できれば3階建てくらいは欲しいです。
ベース1階部分の地。
金糸の2階
綴じを変えてボリュームを付けた3階。
これらが、奥行きになっていきます(あとは、配色で) 。
写真の帯の場合、柄は古典中の古典七宝繋ぎ。
地の絹部分が1階、一番ベース部分。
箔で上げた七宝部分が地下1階、ベース部分よりも底に感じます。
そして、モール糸が3〜4階。立体感が他を2階から3階まで飛ばした、ボリューム感。
シンプルなデザインなのに、 見た人を『えっ。』と止めてしまう面白さがあります。
帯を全面的に使った驚きも好きですが、
帯に行った目を一度逸らそうとして、また戻す。
そんな焦点が絞られたモノづくりも、好きです。
今は、同じ素材を使って、同じ表現はできませんが、
ちょっと前のモノづくりを見て、学ばせてもらっています。
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