4年前の掘り起こし/しぼ織のモノづくり。
となみ織物には、夏に(も)結べる織物がいくつかあります。
ベースとなる織り組織は、総紗縫と上品綟。それが派生して、さまざまな表現が可能です。
その部分に関しては、まだまだ行っていない未知の部分が沢山ありそうですし、これから行うモノづくりの楽しみみたいなモノです。
そして、ベース部分を増やそうとしているモノづくりも再度進めています。
『再度』と書いたのは、すでに約4年前、形にしているからです。
その時は、一つの柄を作っただけで終わりました。先に進みすぎていたのか、その当時そういった要望が無かったのか、忘れてしまいましたが、また再び仕切り直しです。
まず、最初はその時の意匠は使いつつも、素材面を変更しました。
この織物は、箔と御召緯を使う『しぼ織』、前2つの素材以外にも通常の絹糸を使います。その部分を半分の細さにして、試験織を取ってみました。
試験なので、経糸の縞は置いておいて、透け感・風合いのチェックです。
そして、しぼ織はここから、お湯に入れて生地を縮め、しぼを付けていきます。
今回は、そのしぼの付け方にも、地紋段階で工夫をする予定ですので、それを試す意味でも、今回は(この糸使い・素材使いで)限界まで縮めてみる予定です。
この7月から作る夏物(どこまでの季節感が出るのか、それも今から)ですが、これを当面は繰り返して、今後ベースの一つの織物になるように、ちゃんと土台固めしていきます。
また、時々登場する織物ですので、よろしくお願いいたします。
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