2018年11月29日 21:00

五代目レコメンド/手持ちのモノも紹介

となみの帯地を使って制作する懐紙入れ。
仙福屋でも人気のアイテムの一つです。

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 ⇒Online『仙福屋の懐紙入れ

元々、この懐紙入れは帯地の試験織などで制作して非売品でしたが、
絹の帯地を使った懐紙入れ、特にとなみ帯で作るのモノはまず世間にありません
(帯は着物と違って、残る端切れもありません)ので、多少規格を変えながら商品にしました。

私の場合、いくつか試作のモノを使っています(生地チェックなどのため)。

一番古くから手元にある、この帯地を使った懐紙入れに愛着を持っています
(ちなみにこの柄のモノは、製品化はしていません)。

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『帯は大場松魚の世界より』

織組織は、紹巴織の引箔、この帯自体は20年近く前に織ったものです。
この懐紙入れを触るたびに、 自社の帯への自信が増します(笑)。

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(裏地には錦織に金通しした裏地を使用)

毎日のように触っていても、よれたり、クタクタになることもなく、 絹らしい色目が未だに健在です。
絹のしっとりとした風合いが紹巴織の特長ですが、こうやって手元にあると、その良さがすぐに確認できるので、
自分のモノづくりは紹巴織が結構な割合を占めます。もしかして、この懐紙入れのせいかもしれません(笑)。

仙福屋の懐紙入れは、帯の柄によって作れる数は(一つ限りとは言いませんが)僅か。
お気に入りの柄が見つかったら、皆さん他の商品と比べても早く、購入されているようです。
そんなこともあって、リピーターの方も多い仙福屋の懐紙入れです。

【引箔をつかった懐紙入れ】

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 ⇒https://www.senpukuya.jp/products/detail.php?product_id=2946

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 ⇒https://www.senpukuya.jp/products/detail.php?product_id=2406

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 ⇒https://www.senpukuya.jp/products/detail.php?product_id=2942

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