2018年2月28日 12:47

プレゼントする楽しみ/贈答用のがま口

着物を着る機会が少ない方にも、 帯地を絹織物を何かしら日々の生活に取り入れてもらいかな?
と思いながら、いつもそれが形となるように小物をあれこれ考えています。

そのうちの一つが、このがま口。
最初は帯地の端布が勿体無いなぁと思ったことから制作したもの。

スクリーンショット 2018-02-28 11.13.13.jpg
絹織物のがま口/仙福屋宗介

これだったら日々持ってもらえるかも、というのと、
勿体無いという気持ちの2つのが合体してできたモノです。

作っている方からすると、帯地の生地が勿体無いと思って作ったのですが、
形になって皆さんに見てもらったり、手渡したりすると、
たまに『使うのが勿体無い。』と言われたりします(笑)。

そう言ってもらえるのは嬉しいですが、 ちょっと複雑です(笑)。

そんなわけで、日々の生活に取り入れてもらいたい気持ちは変わりませんが、
今回、それは少し横に置いておいて、 『使うのが勿体無い』と言って頂いた気持ちに応え、
贈答用の絹がま口』というものを作ってみました。

DSC04585.jpg
『贈答用のがま口(桐箱入り)』

贈答用ということもあって、ちゃんと仙福屋宗介の名前も入った『桐箱』も作り、
どこに出しても恥ずかしくない仕様です。

人から頂いたモノは、自分で買ったものよりも使い易くなるのか?
分かりませんが、 桐箱に入ったがま口をもらったら、私は結構喜びそうです。

こんな空気感も含めたモノづくりも、今後はやっていきたいと思います。

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