南蛮七宝の衿をつくりました。
南蛮七宝の衿をつくりました。
最初は自分用で制作したモノをブログに掲載。
⇒http://www.kyo-tonami.com/godaime2/2017/12/post-173.html。
自分で思っていた以上に周囲の評判が良く、使っているうちに好きになりました。
(最初は衿を襦袢に付けた瞬間は、少々うるさいかな?と思ったりもしましたが、)
そもそもは襦袢地です。
お洒落モノの中では抜群に風合いの良い『坪金』生地を使い、
上からこの生地用に製作した『南蛮七宝』の型を置いて柄づけしています。
また、衿になるまでには、お客様から『商品化』のご意見を頂いていましたので、
実現するために、特に裁断面の見直しと改善、今の形になりました。
自分で使う場合、あまり柄の入ったモノは好きではなかったので、
無地の色衿でしたが、この『南蛮七宝の衿』に関しては、さすが唐紙の文様だけあって、
着物の中に入れると不思議とスーッと落ち着きます。
最近では、『最初少々うるさい?』と思った感想もどこかへ飛んでいき、
今ではほぼ付けっぱなしの衿に昇格しました。お気に入りの一枚になっています。
色目は今のところ、4色でこんな感じ。
南蛮七宝文様では、帯・着物・草履・帯揚げ・丸ぐけ・・・など。
着物全てのパーツで勢揃いできますが、その全てを一度にコーディネートすると、
流石にうるさいにしても、
『こことこここは南蛮七宝、かな?』
というように、2つ3つくらいは、入れておくと、コーディネートも安定すると思います。
そんな意味で南蛮七宝文様を好きになって下さった方には、
コーディネートの悩みが少し解消・軽減するアイテムになっているのでは、と思っています。
この衿は作って良かったです。
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