2018年1月17日 22:13

えぼし襦袢の陰牡丹唐草の別注。

着心地最高の襦袢を作ろうとして、制作した『坪金の南蛮七宝襦袢』。

561085D9-0D19-4626-BC69-89B01C244BAD.jpegのサムネイル画像
(最近は襦袢地→衿も制作しています。)

制作のし始めてから随分と経ちましたが、今でも柄いき、風合いと大変好評です。
が、モノづくりする側からすると、同じところで立ち止まっているのは、やはり心臓に悪いです。『なにか作らなければ・・・』そんな強迫観念みたいなものに追っかけられています(苦笑)。

モノづくりしたものが不評だった場合、すぐに対応するのは当たり前でも、
好評、それもかなりの良い評判を頂いていても、なにか作らなければ・・・
と思う気持ちは変わらないです。

そんなことから制作しているのが、『えぼし襦袢』。
さらなる上を目指して作っているモノづくりです。

RE- IMG_2457-thumb-500xauto-9879.jpg
『えぼし襦袢/陰牡丹唐草』

特長としては、お洒落襦袢として、究極の風合いの良さが挙げられます。
烏帽子の上品なしぼ感を生地に表現。柄は型染で置いていきますが、折角なので同じ文様の襦袢を作ったとしても(冠婚葬祭の『白白』は除く)同じ色は作らない=同じものは無い。一反ずつの制作。 生地もなかなか上がってこない、さらに大量に作る性格のモノづくりはありませんので、染めたものは手元に3−4反があるのみ。

そんなモノづくりです。


以前の五代目日記でもタイトルとして使いましたが、
本当に『趣味性の強いモノづくり』です。

今のところ、型を起こしたのは『南蛮七宝』『陰牡丹唐草』の二柄。
今回の文様は『陰牡丹唐草』、上記にも出ている『白白』です。

IMG_1058.jpg

写真は、試験で色の乗りを確かめるために染めたものです。
白白なので、染めるパターンとしては・・・

①白生地の白をそのまま活かして、上に色を乗せてしまう。
 →一番、シンプルでコストも低く抑えられる。

②もう一つは、僅かに色を入れたのを地に引いてから、
上に柄を乗せる。
 →やはり手間とコストは掛かる。

とパターンがあります。

となみ織物のモノづくりとして選ぶの方は、選択の余地なく、②(笑)。
上に乗せる色が綺麗に入り、透明感、質感が変ってくる。

襦袢なので、そこまでしなくても。
と言われそうな気もしますが、それに拘りたいがために作っているシリーズなので、
そこは妥協なく行きます。

ただし、
次の注文・依頼がいつ来るかは、分かりませんが・・・(苦笑)。

<<前の記事   次の記事>>

検索

LINE@はじめました
友だち追加

最近の投稿

五代目日記 一冊目