『紹巴織』←ー→『しぼ織』/カメリア制作、途中
モノづくりの一番最初の工程『図案』で悩んでいた、モノをそこから先へと進めようとしています。
ちなみに、
【紹巴織】
織物表面には引っかかりが無く、緻密な表現が可能の織物。
色や意匠に関しては自分が表現したいことは、ほとんどできるイメージ。
【しぼ織】
ボリューム迫力は満点。
緻密なモノは向かなくても文様をデフォルメ化するため、
かえって伝えたい事を伝えることもできる。
どちらを選ぶとしても、気持ちをうかつにも抜いてしまうと、味気ない物になってしまいます。
たとえば、紹巴織であれば、色に奥行きが無い(安っぽい、深みがない。)。
しぼ織であれば、『この意匠、敢えてしぼ織で織らなくても良いのでは?』。
これらは全部ひっくるめて、『いい柄なんやけど、帯として何か魅力に欠けるなぁ・・・。』
という感想に繋がってしまいます。このことは、どちらの場合も同じで、特に慣れている織物の気をつけます。
そして、今回は長期間悩んだ末、『しぼ織』でいきます。
作品の中核の良さを残しつつ、デフォルメする。
具体的には、色数をどう減らすのか?
出来る限り、色数を使うにしても今までの技術の上に積み上げが必要なため、
そこをどうステップアップするか?
この2点が問題になってきます。
いつも、その悩みそうな位置まで、まずは足を運ぶ。
そうすると、行く途中考えていたよりも、意外に簡単だったことも多いので、
今回もまずは、そこまで進めていきたいと思っています。
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