2017年9月25日 22:04

次の新しい帯づくりは『ラムネハウス』CandyCircus

明日まで京都大丸で開催されている舟田さんの(CandyCircus)個展(26日まで)。
そこでも展示している帯の次、新しいモノづくりを進めています。

一つは先日も紹介していた、しぼ織。
http://www.kyo-tonami.com/godaime2/2017/09/post-135.html

もう一つは紹巴織でスタートしたばかりの『ラムネハウス(作品名 lamune house)』。

IMG_2480 (1).jpg
『図案を作る前の構想段階(イメージ図)』

この舟田さんとのモノづくりは、
基本的に帯として制作したいもののデータを頂き進めています。

その際もできる限りデータだけにならないように、イメージ作りのためにも
作品が見れるものに関しては、実際に見せて頂く様にしています。
(一つ目の帯『水花』はショールーム展示中)

IMG_1685.jpg

その作品データを元に画面上もしくはプリントアウトして、大まかな形のイメージを作ります。
(上の写真参照)

その間に使う色糸の選定を行い、ある程度は最終の図案が完成する前に設計の土台作っておきます。
たとえば、ラムネハウスで言うと地の色はラムネをイメージして作品のもある淡い青をベースにする。
そして、作品上の塔に使ってある濃い青を出すために、淡い青と黒(もしかしてグレーになるかも)を
混ぜる(しみ込み技法)紋を作る、等々です。

CandyCircusの帯づくりの場合、色糸を掛け合わせることが多く、
思っていた通りに色が出ない。そんなことも当初はありました。
特に、一番初めの水花はかなり苦戦しました。

が、段々と色の作り方も作品に
合わせ、大きく失敗することもなくなってきたので・・・。

今回は大丈夫。そう思っています。
ただ、こういう時に大きな失敗をしてしまがちなので(苦笑)、
注意しながら確実に前に進めていきたいです。

◎制作の記録へ(備忘録にちかいです)
https://www.evernote.com/l/AMWE4dR-Dr1OJJMKSgF_ZY870dH0eDuuSSw

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