2017年8月 4日 22:51

『南蛮七宝+刺繍』


東京を離れて、京都へ帰る・・・。
とは行かず、もう少し回ってから戻る予定をしています。

東京では南蛮七宝を使ったコーディネートをお客さんに見せて頂きました(自社の他の帯があるにも関わらず、自分の場合、どうしても南蛮七宝へ目が行くのは、もうビョウキです。苦笑)。


IMG_1438.JPG
『南蛮七宝文様/紗楽、タレ部分に刺繍』

お客さんの方から、『これ見て見て〜!』と見せて下さった帯です。
ベースとなる帯地は、南蛮七宝の『紗楽』(織は総紗縫。経糸は白、緯糸にはグリーンと白の紬糸を織り込む)。
見る角度によっては、透明感を感じる淡く上品なグリーン色が特長の織物です。

そして、そこにお客さんからのご要望で光悦蝶を刺繍(京都の職人さんに依頼)。そんな特別な帯です。
もちろん、この帯を作ったことはとても印象的で記憶にも残っていたのですが、着姿の中で帯を見ると、一瞬『えっ・・・。』わからなくなりました(苦笑)。職人さんところへ行って、実際の刺繍場面も見ていますし、仕上がった後も色や位置、チェックしてよく見ているはずなのに・・・(苦笑)。

改めてよく見せて頂くと・・・。
『作ること』と『結ぶこと』やっぱり違うなぁ。と思い知らされます。

そんな着姿が多かった、この2日間は改めて勉強になりました。

他にも紹介させて頂きたいのですが、今回はカメラで撮る間が無く、そこだけが残念ですが、今回出張へ出れて良かったです。ちなみに、この帯を見せて頂いたお陰で、次のモノづくりにも大きく繋がりそうです。

<<前の記事   次の記事>>

検索

LINE@はじめました
友だち追加

最近の投稿

五代目日記 一冊目