2017年8月 3日 23:45

CandyCircus／Toy streetの着物（イメージ下書きとともに）

東京にいます。 ひさびさに一日中、立って帯や着物の紹介をしています（たまには良いな、と思っていましたが、今は足がホントに棒で、明日朝の足が心配です・・・。苦笑）。 ちなみに、今回の機会は自分たちのモノづくりをある程度、まとめて紹介できます。そのため、様々な種類の帯や着物を持ってきて、各となみスタッフ自身で制作したもの、思い入れの強いモノを並べています。自分の場合、今回はこの『CandyCircusの訪問着』。 今回が初、発表となります。 ただし、まだちゃんとした写真を撮っていませんので（一部、技法が分かる様な部分の写真のみ）、写真は着物を作る図案の前の段階。下書きイメージの写真を載せておきます。この訪問着の雰囲気は十分に伝わると思います。 この着物、制作は一点のみ。そのため、ドンと正面に大きく展示をしているにもかかわらず、こちらの希望付きの珍しい販売形態を取っています。それは、『舟田さんの9月に実施される大きな個展に、この着物を展示したい。』その気持ちがあるため、もし欲しい言って下さるお客様には、『可能であれば9月末までお仕立てに入らず、非売品として展示してもらってから・・・。』それ以後のお仕立てでよろしいですか？そんな希望をしています。 ダメと言われれば、もちろん諦めるのですが、今回のこの訪問着、自分的にもとても気合と時間を費やして制作したものです。できれば、舟田さんの世界が好きな方に少しでも多く、（写真ではなくて）実物を見てもらいたい。絹の発色、三つの技法を尽くして制作したモノづくり、それがCandyCircusの世界の中でまとまって一つの形になっている。見てもらいたいなぁ・・・。 そんな気持ちを込めての珍しい、メーカー側からの希望付きの販売です。この着物は、似合う人にしか似合わないのですが、好きな方にはドップリに好きになってくださいます。そこから、舟田さんの世界に入って行かれるとなると、このモノづくりは方向性は正しいので、明日からもちゃんと立って仕事をしたいと思います。