2017年6月14日 22:45

配色に特色を持たせた作楽/袋帯。


昨日の続き・・・。
少し前に制作した『作楽』袋帯です。

L1002306.jpg


表の意匠は割と最近に制作したものです。配色に関しては少しイジっていたりもしますが、今自分が行うモノづくりとは、ほとんど変わらないと思います(図案が同じだったら、上がりも同じ様になる、そんな意味です。)。そして、裏には『きりんひょう』。この柄でこの色を織るのは、表地と同時ですが、意匠図・デザインを作ったのは、表地制作よりも随分と前。


IMG_0006.JPG
http://www.kyo-tonami.com/godaime/2015/11/post-2285.html

ちなみに、意匠の元は名前の通り、『キリンのシマ模様?柄?』をヒョウ柄に見立てて、図案化→制作したモノを織りました。今見ても、かなりお気に入りのデザインの一つです(これで名古屋帯バージョンも作るくらいですから・・・。)。ただ、今見ても(リンク先の5代目日記1を見ても)なんでこの時は、この柄を思いついたのか?不思議です(笑)。今、おそらく作れない(思い付かない帯)の一つです。


L1002305.jpg

主役となる表の全体のイメージは、糸で織ったというよりも、瑪瑙(メノウ)や翡翠(ヒスイ)を思わせる、奥からやんわりと出てくる様に。色糸同士が干渉し合って、色を奥に潜り込ませるそんな設計と配色です。ちょっと時間が経って多少客観的に見れる、今でもいい感じの仕上がりだと思います。


今までは、あまり書いていませんでしたが、こんな風に自分のモノづくりも振り返っています。


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