2017年6月12日 22:32

帯揚げ作り/輪宝文 その2

このときから約2週間。
http://www.kyo-tonami.com/godaime2/2017/05/post-60.html


帯揚げの型が予定よりも一週間くらい早く、ほぼ完成しました。最初に染めた一枚が上手く行けば、この『ほぼ』が取れ、完成です。今からの仕事は、①幾つかある候補の中から生地を選び、それにのせる②配色を決める。これは最初に染めた一枚目が染め終わらないと、確定できませんし、それまでは(それ以降も)微修正の繰り返しとなります。


前回の南蛮七宝文様もそうでしたが、ここの段階で難モノ率が上がると、ちょっと心が折れそうになったりします(苦笑)。今回は柄が詰まっていますので、なんとかなるのかな、と職人共々、多少楽観さを持っていますが・・・。こればかりはこれからやってみないと分かりません。


ちなみに、完成した後は、染めの釜によるロット違いのブレを極力抑えて行く。そんな仕事になります。どうしても染物の場合、染める環境の違い(気温や湿度)から、100%同じ色というものは出せない。なので、その幅を許せる範囲内の収まるように、上がって来るものをチェック、元の色から離れていかない様に、毎回微修正を繰り返します。離れるようであれば、思い切って新色。10に1度くらい、良い色が偶然できたりしますが・・・(笑)。それには期待しないこと。


そして、一番最初に染める色は、やはり袋帯でも一番のこの色。


L1003048.jpg



袷モノだけでなく、夏物でもこの色映えそうだなぁ、作ってみようかな。と今すこしだけ迷っています。

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