虎の縞々
総紗縫は紋段階での微調整が、難しい織物。
良い色ができれば、それをそのまま様々な柄で使えるため、配色が決まれば良い帯が流れでつくることができます。
その反面、そこまで辿り着くのが難しく、
全く新しい地色を作ることや、一本の帯の中に複数の地色を作りにくいところもあります。
典型的な総紗縫の表現方法は、地色があって、その上に箔で柄をつくる。
上記写真の帯であれば、地が濃いグレー、そこに銀箔を通すことで地色に変化をつける。
緯糸で地に横段ぼかしは表現できます。
この時の織組織を使いながら、総紗縫で虎の縞々をつくっています。
→https://www.kyo-tonami.com/godaime2/2021/08/1-2.html
上記見本裂にもあるように、細い毛部分の色を変えることで、地色に変化をつけることができます。
数多くある横糸を地色に使うことで、経糸と組み合わせ、微細に色を調整可能。
これを上手く使えば、お太鼓の中に変化をいくつか付けれることができそうです。
また太い方の縞や無地部分の地紋もその変化に入れれば、さらに表現力をつくれる様な気がします。
まずは、この縞々の帯を完成に持っていきます。
一本めは、結構派手目にする予定です。
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