2021年6月30日 12:30

試験織、1回目でまずまずの成功

ある図案を帯にしたいと思い、
その前に新たな発想でつくる地部分の試験を制作。

IMG_3652.jpeg

この試験では、箔の繋ぎ目を敢えて織で表現というものです。

今回一番大事なのことは、ちゃんと継ぎ目が見えることではなく、自然さ。
もし、ここに違和感を感じるようであれば、この試験は今回は使わず、全部同じ調子で織ります。
(これはこれで、今までもやってきたことですので、全く問題はありません。)

試験では、銀箔が貼られた様子、広い市松で上に織る柄の邪魔にならない。
それでいて、そっとした存在感を残そうとしています。

緯糸に箔と糸で表現をするのですが、箔が銀。今回は糸はベージュに近い色。
本番はその色もしくは白に近いグレーとなる予定です。
その辺りも含めて、これから上の柄の意匠づくりもしながら並行で進めます。

ここで引っ掛かると、すべての工程が変わってくるので、まずはホッとしています。

<<前の記事   次の記事>>

検索

LINE@はじめました
友だち追加

最近の投稿

五代目日記 一冊目