ちりめん縞/最初の試験織から
不自然をどこまで自然に持ってこれるのか?
それをテーマとするモノづくり。
デザインは唐長文様『ちりめん縞』。
帯と着物で、ずっと制作したかったモノづくりです。
まずは御召、着物から。
パッと唐紙を一見するだけでは、単なる波打つ縞に見えます。
ただ、それをじっーと見ていると、
ところどころが切れ、なんとも言えない優しさや可愛らしさに気づきます。
これは人間の手で唐紙を制作した際の摩耗、板木100年以上経年によるもの。
人工では、つくり出せない自然の味です。
それを織物で、紋で表現する(苦笑)。。。
最初から困難が分かりきっていたモノづくりです。
これをどんな形で可能なのか?答えはなかなか見つかりませんでしたが、
ずっとしたかった。その一つの形です。
最初の試験から、繰り返し試行錯誤しましたが、
上手く行きそうなのは、紋と素材、そして御召緯を使うことによる伸縮、しぼ。
織り上げ後、湯通しすることで、ある程度計算しながら、ある程度自然に任せる。
それのバランスで、経年できる柔らかさを表現してみる。
おそらく、これが今のところ、最良の答えです。
紋・生地はほぼこれで完成、配色はもう少し試験を繰り返します。
かなり期待できそうな『ちりめん縞の御召』です。
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