2020年9月22日 23:58

『漠然と次に建てる柱を考える』

◯透け透けの塵よけ生地

この夏は、この透け透けの塵よけは
となみ織物の夏着物の定番、柱の一つになっています。

スクリーンショット 2020-09-22 22.38.30.jpg
となみ織物Instagramより

本来は下のような感じで着る女性ものです。
(そのため反物巾は、尺を少し超える程度)。

スクリーンショット 2020 09 22 22 34 42
となみ織物instagramより

男性の場合、どちらかといえばイレギュラーになりますので、
足りない反物巾を継いで仕立ててもらい、こんな感じで今年も頻繁に男性羽織として着ています。

スクリーンショット 2020 09 22 22 39 13
となみ織物Instagramより

『そろそろ涼しくなったから、今年もそろそろ最後かなぁ』と言いながら、
9月も半ば過ぎでも30℃近い気温ですので、もう少し着れそうです。

◯次の夏の柱に・・・
毎年暑くなっているので、お客様の選択幅を広げたいこともあって、この透け感とどう程度。
可能であれば、超える良いモノづくりを考えています。が、それが今のところなかなか上手く進んでいません。
(他を参考にしようにも、ぱっと見似ている物は軽さ、生地の落ち着き、耐久性等は似ても似つかいない。)
ある意味、この透け透け塵よけは、実はマスターピースなのかもしれません。
もしかして越えられない壁?、でも試行錯誤するうちに道が開けることを期待しながら進めています。

帯で言えば、総紗縫や麹塵染。
この辺りの帯はルーペで拡大して織組織が分かったとしても、なかなかコピーされません。

もちろん技術的な部分が困難なということもありますが、
となみ織物の考え方と一体と言えるほど引っ付き、仕上がったモノづくりは類似は作れても所詮続きません。

この羽織の下に着ている『あまみーいろ』(奄美大島で制作する、となみ織物独自の大島紬)も同じ
(となみ帯を合わせる夏単衣物として、完全に着物の柱の一つになりました。)。

あまみーいろは『もしかして、真似したいのかなぁ』というモノも世間に見られる様になってきました。
が、織りと染めが、西村さんさんという一人の下に完成された織物は、真似するにしても、どこから手を付けたら良いのか(織り、素材、染め・・・?)かなり難しいと思います。さらに、となみ織物しか扱わない大島紬ですので、となみ帯と合わせて欲しい、そんな前提が加わり、余計に難しいとおもいます(苦笑)。

多少時間がありましたので、『そもそもモノづくりって・・・。』
そんなことを考えながら、まずは柄や織組織は置いておいて、まずは取っ掛かりを想像中です。

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