2019年5月18日 21:30

白の夏大島『南蛮七宝』/お客様から吸収中

先週今週と週末は出張へ行っています。
そのときは、常に唐長文様の帯や着物を持っていき、
そこから始まるデザインや配色の話をさせてもらっています。

今回は夏が近づくこともあってか、人気があったのは、透け感、涼感を感じさせる着物。
帯はそこに合わせることを考え、アクセント的にちょっと濃いめでした。

その中で印象的だったのは、この白の夏大島/南蛮七宝文様。DSCF0145-2.jpg

夏大島は経糸同士を綟るのではなく、経糸には夏糸と呼ばれる撚りの強い糸。
そして、横糸も通常の大島紬とは異なる糸使いを行います。
紗や絽ほどは透けませんが、持った質感や角度によって通る光が涼しさを作ってくれます。

この透け感、ちょうど写真の上品綟や総紗縫と合わせるととっても素敵でした。
特に、合わせられたお客さんの顔がキラキラとされるので、良くわかります(笑)。

社内でモノづくりだけしていても、この辺りは人づてで聞くくらいしかできません。
(これでは大事な部分が抜けてしまいます。)
やはりこういう出張はできるだけ入れて、モノづくりに繋げてたいです。

帯締めや帯揚げのコーディネートも、いろんな物に合わせやすいだけでなく、
この着姿には絶対にこれがピッタリというのもありますので、
そんな風に合わせている、プロを見ているのも、なかなか面白いです。

<<前の記事   次の記事>>

検索

LINE@はじめました
友だち追加

最近の投稿

  • 2021年6月14日 18:30
    三重紗vs二重紗
    なんとか織り続けれないかと、試行錯誤してきましたが、終了とな…
  • 2021年6月11日 20:30
    モノづくりの反省
    モノを作っていて、当たり前ですが全部が全部上手くいくことはあ…
  • 2021年6月 9日 12:30
    久々に撮影ができました。
    つくるだけではモチベーションが保てない、そういうわけではあり…
  • 2021年6月 7日 12:30
    クッキー気球尽くし
    CandyCircusの襦袢を制作して、先日ようやく完成。 …
  • 2021年6月 5日 12:30
    紅村帯-続き
    実際に完成したものは、林さんと周りの一部の方だけにご覧頂いた…
五代目日記 一冊目