2017年10月16日 22:01

新鮮な目で見ると、いい柄が一杯ありました。

帰ってきて早速、岩倉の唐長さんの工房へお邪魔してきました。
今回は初めて唐長に触れられる方3名が一緒です。

唐長さんへ、お邪魔するには敷居は低くありませんので、なかなか興味があっても訪れにくいと思います。
また、その世界を知るキッカケがないと、そもそも『唐長ってなに?』となります。
いまは襖も少ないし、現状マンションの数を見るとそうなるのも仕方がありません
(これについては、また近いうちに面白い提案をさせて頂けると思います)。

そんな中、今回の研修会は、私の身近な方の中から、唐長を知って頂くために、
ある程度の唐紙や唐長の話をして(多少着物の話も交え)、興味を持って下さった方の参加です。
実際に『唐長』を見て頂き、凄さを感じて、本物を知ってもらいたい、と企画しました。

具体的には、誠次さんの工房兼ギャラリーを見せていただき、唐紙にまつわるお話を聞かせて頂く
(すでに工房自体の建物が語りの一部だったりします・・・。)そして、そのあと誠次さんには、
実際の版木を使い唐紙の制作を目の前でしていただく。

染料を混ぜる音、染めの道具を使う音、版木の存在感、版木の上に和紙を乗せて、手で刷る音。
なかなか画面の中の映像からは伝わらない、空気感を感じてもらいたい。そんな研修会でした。


IMG_5906.jpg
『染料の付いた南蛮七宝の版木(原板)』



帰りの20分くらいの車の中は行きと違って、ほぼ唐紙・唐長の話で時間が占められましたので、
本物に触れた唐長ファンになってもらえたのかな?と思います。


この位置から、帯や着物までの道のりは随分と遠いので、自社となみ織物の仕事かといえば、
微妙なところかも(苦笑)しれませんが、そんな唐長さんと一緒にコラボでモノづくりをしている。


今日は、となみ織物にそんな一面があることを分かって頂けたと思います。
長い目で見てください。


こんなことを最近はしていますので、結構頻繁に、『5代目は唐長さんの人ですか?』と冗談で言われたりします(笑)。
が、そこまで思い切って深く掘り下げて行かないと、コラボレーションは上手く行かないと思います。
柄だけ使うことは簡単にできますが、本物になりません。
そんなモノづくりはしたく無いので、まだ・まだ深い入りしたいと思っています。




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