2017年4月 7日 20:30

絹の特性を活かした大判の単衣ショール/南蛮七宝

少し前にUPした大判のショール、まだまだ寒い時期でしたので、その時の注目度は(思っていたよりも 苦笑)イマイチでしたが、桜が咲き始めた今頃、少しずつ引き合いを頂いています。朝晩はまだまだ肌寒いので、特にこれからのさらに注目して頂けそうです。


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『南蛮七宝文様の大判ショール』

このショールの特長として、100%シルク、地紋自体に南蛮七宝文様を織り込む、着物の際にはお太鼓まで包むこむ大きさ、染めは着物と同じ職人によるモノと、それを聞くだけでで『高そう・・・。』と言われますが、まあまあその通りだとおもいます(笑)。ただ、袷の時期はコートや羽織の上から羽織る。洋装時や男性が使う場合には、四つ折りくらいにして、マフラーにして首回りに巻く。シルクなので、さらっとしていて保温効果も抜群(私もこの冬は常用していました。)と、なかなか利点はあります。静電気も起きにくいですし・・・。

最大の問題は、この生地を織ってもらっていた機場が引退。今後は作れないショールになってしまいました。最後に白生地である程度織ってもらいましたので、今年はもったとしても、次のモノづくりを考えていかないと・・・。そんなことがここ最近続いています。

ただいまのところ、京都のショールームで陳列中です。
 →http://www.senpukuya.jp/pages/showroom/

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