2017年2月24日 22:28

製品の最終チェック(こういうこともやっています)。

初めての形や今まで使ったことのない織組織の帯地で小物制作を行う場合。チェックする項目の中で、重きを置くのは耐久性です。絹糸で製織された帯は、他素材と比較すると摩耗等への耐久性がある、とは言えませんが、発色・風合い・織による表現力、緻密さ等は他を圧倒します。また、織組織(経糸と緯糸の使い方)によっては耐久性も、飛躍的に高めることも可能です。さらに(これは客観的な話ではありませんが)絹織物の場合、他のモノよりも大事に扱うことが多いため、それらを総合的に見ると耐久性は高いかもしれません(ここは人によりますね 笑)。


チェックの仕方としては、一番雑であろう取り扱い(わたしの時も多いです。苦笑)で、使用してみます。絶対にダメなこともちょこちょこ交えながら、チェックしていきます。少し前ですが、洗える襦袢を乾燥機で回してみるとか・・・(絶対にダメですよー。)。


最近はチェックしたものは、お太鼓トート。とにかく荷物をパンパンに入れる。そのまま、(型が崩れようがなにしようが)しばらく放置。雨の日持って出る。可哀想になってきますが、できる限り荒く扱います。洗うことはしませんが、できる限り、考えうる限りの試験は行います。それらが終わって、販売を行うかどうか、決定します。ちなみに、現状『お太鼓トート』はこんな感じで、今のところ、ご無事です・・・。


L1000086.jpg
(試作のお太鼓トート)


帯地には撥水、縫製に工夫、痛みやすい持ち手は革に変更、と細かな改善を繰り返したお陰で、いまも状態はよいです。毎日持ち続けて、どう?ということに関しては丁寧に時間を掛けて(今でも継続中)いつまでも、擦り切れるまで実施する予定です。


まず、自分で気に入らないと、お客さんに勧めることはできません。そのスタンスで基本的にモノづくりは行っていますので、お陰で自分がチェックしたものは、その過程でどんどん好きになります。着物はできますし、帯も全部一旦は角帯にして、結びたいものですね(笑)。




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