2011年07月28日
実験中でも上手くいきそうなもの。
昨日の配色確認の続き。。
今社内でモノづくりを行っていて、特に大事に
していることは、帯を見た最初のイメージです。
ちょうど模索中で、ちょっと光が見えてきたかなぁ、
という最中です。
つい先週までは、様々な色の組み合わせを見るために、
何十もの目出しを沢山とっていました。
『作楽;ペイズリー』
何となく懐かしさを感じる色目の組み合わせで、
このまま織っても良いし・・・。
縁くくりの白を濃くしても良いし・・・。
と今まで使ってこなかった色目を楽しんでいます。
それに比べて、大人しい色目ですが、奥行きを作るために、
配色を少し遊んでみた柄がこの2つの柄。
『作楽:ペイズリー』
引粉と呼ばれている地紋には特徴を作っています。
(通常は地を馴染ませますが、ワザと違う色を合わせて、
荒れた感が出るようにしています。)
ペイズリー柄を拡大して見てみると、
顕微鏡で微生物を覗いているみたいですね〜。
この辺りは、今後モノづくりの広がりを感じます。
もう一つは、柄から作って、色目を作り替えているものも
ありますが、その中で面白いなぁというのがこれ。。
これだけでも、とても面白いのですが、
さらに素材やなんやらで、いろんな広がりが見えます。
(この状態で帯にしたい色もありますね〜。)
そんなこんなで、今のなにか出てきそうな感じ、いいムードで
モノづくりに勢いを付けてしていきたいですね。