となみ織物の五代目のブログです。『帯』や『織物』を作るメーカーですので、内容はモノづくりが中心になっていると思います。自分で読み返して結構納得することもあります。

五代目日記 > 「唐長」と一致するもの

2008年10月15日

天才?

以前、
ミニ帯留(『瑞玉』兎バージョン)をここで紹介していました。

http://senpukuya5.seesaa.net/article/107309059.html

そのニューバージョンが、
つい1時間前に完成しました!

出来は、かなりいい感じです・・・

 向こうむき兎 唐長

以前も書きましたが、

この方の技は、天才です。
(女性です。)

当然すべて、手作業で一つずつ兎の形を作り、
耳も付け・・・(全くの硝子だけの状態から・・・)

と、惚れ惚れします。

今のところ、非売品なのですが、
人気が出そうです。

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2008年09月29日

技!

『仙福屋の帯留』を見ていて、
いつも

『凄い技やな・・・』

と思います。


小さい硝子の中から飛び出てきそうな、
迫力ある色目。

自然に入れるのでなく、意識的に入れる気泡。

そして、質感。


織とは違う世界なので、
技術的に細かいことはわかりませんが、

鳥肌が立つこともあります。


先日依頼したものは、
その技術で、向こうむき兎を再現です。
向こうむき兎 帯留1
(『唐長』シリーズの帯でも人気です。)


大きさも、掌に載せて見ると・・・
向こうむき兎 帯留2
小さく、モノ凄い技術力です(みみとか)。


向こうむき兎 帯留3
(裏も硝子をつなげたモノです。)


今のところ、白色のみですが、
もう少し色は揃えてみようと思います。

評判は上々ですし、
早速、注文を頂きました。

全く、価格も決まっていないのですが。。


着姿に、ポツンと入った向こうむき兎
かなり素敵な着姿になりそうです。


『仙福屋』の定番にもなってくれそうな、帯留です。

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2008年09月29日

技!

『仙福屋の帯留』を見ていて、
いつも

『凄い技やな・・・』

と思います。


小さい硝子の中から飛び出てきそうな、
迫力ある色目。

自然に入れるのでなく、意識的に入れる気泡。

そして、質感。


織とは違う世界なので、
技術的に細かいことはわかりませんが、

鳥肌が立つこともあります。


先日依頼したものは、
その技術で、向こうむき兎を再現です。
向こうむき兎 帯留1
(『唐長』シリーズの帯でも人気です。)


大きさも、掌に載せて見ると・・・
向こうむき兎 帯留2
小さく、モノ凄い技術力です(みみとか)。


向こうむき兎 帯留3
(裏も硝子をつなげたモノです。)


今のところ、白色のみですが、
もう少し色は揃えてみようと思います。

評判は上々ですし、
早速、注文を頂きました。

全く、価格も決まっていないのですが。。


着姿に、ポツンと入った向こうむき兎
かなり素敵な着姿になりそうです。


『仙福屋』の定番にもなってくれそうな、帯留です。

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2008年09月26日

きものも進んでいます。

唐長柄を題材に、
帯だけでなく着物を製作してきました。

最近では、南蛮七宝の御召が出来ました。


今製作にかかっているモノも、御召ですが、
唐長柄の中から5柄選び抜き、小紋として

織っています。

イメージとしては、

江戸小紋のような定番として、
着れる着物が浮かんでいます。
江戸小紋
社内では『仙福屋御召 唐長五役』

と呼んでいます。


秋までには数柄完成すると思います。

今のところ、
上がってきたのは、数センチの見本裂だけですが、

見ていると、
どんどんと期待が膨らむものになっています。


私も、着たい!
と思っています。。


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2008年09月26日

きものも進んでいます。

唐長柄を題材に、
帯だけでなく着物を製作してきました。

最近では、南蛮七宝の御召が出来ました。


今製作にかかっているモノも、御召ですが、
唐長柄の中から5柄選び抜き、小紋として

織っています。

イメージとしては、

江戸小紋のような定番として、
着れる着物が浮かんでいます。
江戸小紋
社内では『仙福屋御召 唐長五役』

と呼んでいます。


秋までには数柄完成すると思います。

今のところ、
上がってきたのは、数センチの見本裂だけですが、

見ていると、
どんどんと期待が膨らむものになっています。


私も、着たい!
と思っています。。


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2008年09月18日

メーカにとって、大事な仕事。

帯を作る上で心がける大事なことは、
大きく分けて三つあります。

それは、

『色・柄・組織』です。


新入社員は、帯づくりに携わる際、
夢に出るくらい、この3つにうなされるはずです。
(もし、となみ検定があったら、絶対出題されますね~。)

改めて言うと、

一つ目、『色』

そのままで、配色のことですが。
簡単そうで、三つの中で、

最後まで一番踏ん切りが付かないモノです。

 最後のさいごまで、
 『もうちょっと薄い方が良かったかなぁ・・・』と、

 言っていることもありますね・・・


二つ目、『柄』

個人的に色よりも悩みますが、
意外にも、この柄で行く!と決まったら、

進みやすいモノです。
(そんな人を見ると、少し羨ましく思いますが。。。)
 
上の二つは、その帯自体の見た目を決めるもの、です。


そして、『組織』
帯地の風合いや結び心地、等々です。

組織と書くと、何か良く分からなくなりますが、
経糸と緯糸(横糸)の組み合わせ方のことです。
(平たく言えば、織り方。)

帯づくりには、この三つがとても重要です。


いつも、この3つのどこかで自分の作りたいものを、
自分の色が出てくるものを、目指しています。


今日は、『色』ついて、です。

総紗縫の中で、人気のある柄。

というほど・・・


唐長 総紗縫


どうですか?

この柄は、唐長柄を意匠に製作したモノで、
白地の方は発表済みです。

濃い地が上がってきたばかりのものですが・・・

全く違う柄に見えてしまいます

シンプルな柄は、配色を変更すると、

全く別なものに、なります。


モノによっては、別の図案?

と思ってしまうことも、あります。


特に、写真のような
唐長柄というと、何度も書きましたが、シンプル。
(流石に数百年の淘汰生き残ってきただけあります。)

上に、挿す色を変えるだけで、柄の性格まで変わってしまう
やはり『色』は、最後まで悩みます。


今回の濃い地も出来上がりには、満足ですが、
白地が評判良い分、

黒地がどういう評判を受けるかも気になります。


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2008年09月18日

メーカにとって、大事な仕事。

帯を作る上で心がける大事なことは、
大きく分けて三つあります。

それは、

『色・柄・組織』です。


新入社員は、帯づくりに携わる際、
夢に出るくらい、この3つにうなされるはずです。
(もし、となみ検定があったら、絶対出題されますね~。)

改めて言うと、

一つ目、『色』

そのままで、配色のことですが。
簡単そうで、三つの中で、

最後まで一番踏ん切りが付かないモノです。

 最後のさいごまで、
 『もうちょっと薄い方が良かったかなぁ・・・』と、

 言っていることもありますね・・・


二つ目、『柄』

個人的に色よりも悩みますが、
意外にも、この柄で行く!と決まったら、

進みやすいモノです。
(そんな人を見ると、少し羨ましく思いますが。。。)
 
上の二つは、その帯自体の見た目を決めるもの、です。


そして、『組織』
帯地の風合いや結び心地、等々です。

組織と書くと、何か良く分からなくなりますが、
経糸と緯糸(横糸)の組み合わせ方のことです。
(平たく言えば、織り方。)

帯づくりには、この三つがとても重要です。


いつも、この3つのどこかで自分の作りたいものを、
自分の色が出てくるものを、目指しています。


今日は、『色』ついて、です。

総紗縫の中で、人気のある柄。

というほど・・・


唐長 総紗縫


どうですか?

この柄は、唐長柄を意匠に製作したモノで、
白地の方は発表済みです。

濃い地が上がってきたばかりのものですが・・・

全く違う柄に見えてしまいます

シンプルな柄は、配色を変更すると、

全く別なものに、なります。


モノによっては、別の図案?

と思ってしまうことも、あります。


特に、写真のような
唐長柄というと、何度も書きましたが、シンプル。
(流石に数百年の淘汰生き残ってきただけあります。)

上に、挿す色を変えるだけで、柄の性格まで変わってしまう
やはり『色』は、最後まで悩みます。


今回の濃い地も出来上がりには、満足ですが、
白地が評判良い分、

黒地がどういう評判を受けるかも気になります。


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2008年09月08日

シンプルな柄づくり。

今日はすこしぼやきが入っています。


『シンプルなモノづくり』
というのをテーマに、柄を製作中です。


柄はほぼできているので、
今は、大きさを考えています。


最初のイメージとしては。

小づき、繰り返し、極力一目でわかる柄。

というものです。

今まで、社内で条件を満たしてるのは、
『南蛮七宝』を代表とする、唐長柄かなぁ?

と思いながら、考えていました。


いつものように、昔の図案棚に囲まれて、
目を凝らしながら、

試行錯誤していますが、
大体の目処は立ちましたので、

形にしていく、という所が現状です。


ここ数日、南蛮七宝に囲まれていましたので、
シンプルながらもそのレベルの高さに、

やられています。

昔の人は、偉大です・・・。


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2008年09月08日

シンプルな柄づくり。

今日はすこしぼやきが入っています。


『シンプルなモノづくり』
というのをテーマに、柄を製作中です。


柄はほぼできているので、
今は、大きさを考えています。


最初のイメージとしては。

小づき、繰り返し、極力一目でわかる柄。

というものです。

今まで、社内で条件を満たしてるのは、
『南蛮七宝』を代表とする、唐長柄かなぁ?

と思いながら、考えていました。


いつものように、昔の図案棚に囲まれて、
目を凝らしながら、

試行錯誤していますが、
大体の目処は立ちましたので、

形にしていく、という所が現状です。


ここ数日、南蛮七宝に囲まれていましたので、
シンプルながらもそのレベルの高さに、

やられています。

昔の人は、偉大です・・・。


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2008年09月07日

いい感じが漂うバッグ、ピンク。

昨日に続き、

『南蛮七宝の利休バッグ』を紹介します。

社内では、性格によって、
真っ二つに意見が割れた色目です。

IMGP1060.JPG

昨日の茶と同じ織り方の帯地を使っています。

この南蛮七宝もそうですが、
唐長柄は華がありつつも、ドンとは前に出てこない。

不思議な柄が多いです。
(まるで着物の無地のような・・・)
IMGP1059.JPG

帯地にしても、帯地をバッグにしても、
良い柄に出会えたことに感謝しています。


昨日のも含めて、
これらは帯自体がなかなか上がってこない、こともあって、

今のところは、
帯の上がり待ちの受注生産としていくことになりそうです。
(他の色も数色待機中)

南蛮七宝の柄は、モノが出来あがってくると、
なにか嬉しくなってしまいます。


柄とのいい関係、と変な言葉ですが、
そんなことがピッタリと来そうです。

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2008年09月07日

いい感じが漂うバッグ、ピンク。

昨日に続き、

『南蛮七宝の利休バッグ』を紹介します。

社内では、性格によって、
真っ二つに意見が割れた色目です。

IMGP1060.JPG

昨日の茶と同じ織り方の帯地を使っています。

この南蛮七宝もそうですが、
唐長柄は華がありつつも、ドンとは前に出てこない。

不思議な柄が多いです。
(まるで着物の無地のような・・・)
IMGP1059.JPG

帯地にしても、帯地をバッグにしても、
良い柄に出会えたことに感謝しています。


昨日のも含めて、
これらは帯自体がなかなか上がってこない、こともあって、

今のところは、
帯の上がり待ちの受注生産としていくことになりそうです。
(他の色も数色待機中)

南蛮七宝の柄は、モノが出来あがってくると、
なにか嬉しくなってしまいます。


柄とのいい関係、と変な言葉ですが、
そんなことがピッタリと来そうです。

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2008年08月29日

自分の使うもののモノづくり。


『自分の使うもののモノづくり』ということで、
(感情移入がし易いので、良い面も悪い面も・・・)

何年も前から続けているものに、

『角帯作り』があります。


まあ、角帯と言ったら・・・

『こんな感じ』

という漠然としたイメージがあるかもしれません。

当面の目標は、そこから脱出できるモノづくりです。

そんな目標に近いものが、最近出来始めています。


 例えば、『南蛮七宝』の角帯
  ⇒http://senpukuya5.seesaa.net/article/105060222.html

 これに関しては、織り方も完成度が高いので、
 商品としても完成
です。


他にも、
南蛮七宝と同じく『唐長』さんの柄で製作しています。

数百年、淘汰されずに残ってきた柄ですので、
これ以上ないシンプルさの中に、

何か惹かれるものが潜んでいます。

柄は、申し分ないので、織り方を様々、考えていました。

仕立て方等々も悩み悩み工夫して、
ほぼ完成したのが、

こんな感じに仕上がっています。↓
角つなぎ 角帯
と、これが角帯完成品だと、
思われるかもしれませんが・・・


実は、裁断した裂地です。

↓ すみません<m(__)m>
角つなぎ 角帯 裂
(手のひらサイズです。。。)

本体?の方は、現在最後の手直しのため、
今は手元にありません。


もう少しで、このシリーズの形ができそうです。

できれば、角帯だけのお店を作りたいですね~。
(とてもニッチですが、楽しめそうです。。)

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2008年08月21日

希少な帯。

現在製作を進めている唐長『南蛮七宝』

お陰様で、評判は上々です。


まだ、改良を加えて続けていますので、
販売も受注も受けてはいませんが、

あるお客さんから、一本だけ見せてほしい
織りあげた帯がこの帯です。

17.jpg
ですので、まだ一本だけしかない角帯です。
(少し前に製作した紬も一本だけです。)

はるか昔から日本に伝わってきている柄ですので、
薄い色濃い色と、離した配色をしてもそこまで奇抜になりません。


以前も行いましたが、着物に合わせると・・・

そこに帯が主張しているのか無言なのか、わかりませんが?

不思議とピタッとはまります。


それは、小物でも同じですので、不思議です・・・。


となみ織物HPでも、
少しずつ紹介をして行こうと思っています。

 ⇒http://www.kyo-tonami.com/gallery/artists/nanbanshippo/index.html


作り手としても、大事にしていきたい、
今から楽しみなブランドです。

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2008年08月08日

ざ、きょうと。

昨日までの二日間、地方から来られたお客さんと、

京都巡りをしていました。

080806_1319~0001.jpg


ほとんどが、西陣界隈です。


ただし、いつものことながら、京都に住んでいるよりも、

地方から来られた方が、相当良く知っておられます。

上の写真は、図案家さんの近所なので、

知る人ぞ知る的
なところです。

080806_1317~0001.jpg

今日は、南蛮七宝のことも含めて、

南蛮七宝3本.JPG

力を頂きに唐長さんの修学院のお店へ。

一杯頂いてきました<m(__)m>

また、モノづくりで形にしていきたいです。

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2008年08月02日

南蛮七宝の帯、撮影中です。

今まで、何度も日記で出てきた南蛮七宝のシリーズです。

もう少しで、実際のお店に並べられそう・・・、

という所までこぎつけました。


唐長さん

何十年何百年と受け継がれてきた柄ですので、

帯や着物、小物としても、

長~く続けられるようなシリーズにしていきたい、

と思います。


商品に関しては、

ある会社とコラボという形で、

製作中ですので、発表できるところから、

少しずつ紹介していきますね!


そして、紹介パンフ用の写真撮影中に、

一枚、撮った写真がこれです。

南蛮七宝 着る

モデルになってもらった方には、

申し訳ないのですが、袷なので、

さすがに、暑そうでした。


以前も紹介した八寸ですが、

薄手で結び心地は良さそうでした。


昨日は、となみ織物の半期終了後の

棚卸でしたので、実質今日から後半が始まりました。

モノづくり、頑張っていきます!

今書いてた南蛮七宝記事は、意外に沢山ありました。
 ⇒南蛮七宝の記事一覧へ

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2008年07月24日

迎賓館の見学。。

昨日、予定通り

行ってきました、『京都迎賓館』

見学できるのは、抽選ということで、

うちの社内からも、約半分くらいが当選しました。

御所2

とにかく、外は、

晴れ~!


青空に、砂利。

周りに高い建物が見えないので、

空が広く見えます。
御所5


御所3
御所に入るところです。

御所の横は、ほぼ毎日通りますが、


中に入るのは、何年ぶりか、十何年ぶりか?


少し懐かしいです。

御所1

御所4
『迎賓館』の前で、当選はがきを見せて、

中に入るところです。


中は・・・、というと

是非応募して、見てもらいたいです。

良く見ると、『唐長さんのからかみ』

壁の綴れ織が見られたりと、

個人的には約30分間、堪能できました。


是非。。。

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2008年06月11日

唐長さんから帰ってきて。。

080611_1415~0001(2).jpg
(南蛮七宝八寸・左:新色)

唐長さんへお邪魔して、

見て頂いた帯です。

このまま、
色目を少しずつ増やしていき、

発表したいと思っています。


八寸帯ですので、

気軽に結んでもらえる、
帯の一本になれば、

と思っています。


唐長柄と、となみ帯が
何か持ってもらいたい、

そして、着物ファンになってもらえれば、
という思いを込めています。


となみ帯の中で、一番経糸数を
使った織りですので、

なかなか織り上がりまで、
時間はかかります。。。
(月単位で見ても、僅かずつです。)

時間は少しかかると思いますが、
発表まで、お楽しみに!


唐長さんにも、
完成するたびに持って行って、

刺激を頂きながら、
モノづくりしていきます!


今後も楽しみな帯です。

タグ: ,

2008年06月11日

唐長さんへ。

今から

唐長さんへ
南蛮七宝の御召(単衣)


納めに行きます。
(奥さんに着て頂きます。)

南蛮七宝着物


以前にも、
は一度見てもらっているのですが、

今回は
単衣に仕立て上げたものなので、

少し印象が変わっていると思います。

どんな感想を頂けるのか?
楽しみです。

この南蛮七宝は、
今後も大事にしていきたい柄の一つです。
(数も製作できないので、とことん好きな人だけに・・・)

また、詳細は後ほど・・・


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2008年05月23日

ただいま、人気沸騰中。。

ただいま、人気沸騰中

こんな表現、和の業界で使うとは、
思っていませんでした。

総紗縫 日傘 烏瓜 大場松魚

総紗縫の日傘がいいあんばいです。
(あんばいを漢字で書くと、塩梅、知らなかった。。)


美しいキモノでも紹介されたこともあってか、
最近は特に注目度高!。
竹久夢二 鳩羽色
本当に、ありがとうございます<m(__)m>


ちなみに、製作を依頼してから、完成まで
約一か月かかります
(皆さんのご要望に、全然追いついていません)。

諸事情が加わると、
さらにさらに、+されます。
モカ

そんな『仙福屋の日傘』、どこに時間がかかるのか?


と聞くと、

『縫い目』

縫い目 市松 黒
という答えが、

一言
返ってきました。


確かに、帯地でこのように継いで
縫うのはたいへんです。


さらに今では、
縫い手はとても数が少ない、
ということです。
唐長 角つなぎ

そんな日傘ですが、
こう書いていて、いいアイディアが思い浮かびました!


ありがとうございます~。

間に合うかなぁ・・・


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2008年02月14日

モノ作りへの関わり方。

今日は、

唐長さんへお邪魔しました。

いつもお邪魔させてもらっているところと、

違い、近いのですが、少し離れたところまで、

歩いて行きます。


CIMG0470.JPG
少し雪が‥‥

会社近所はとけてしまいましたが、

まだ北の方はさすがに残っています。


天気素晴らしいので
CIMG0471.JPG
少し、迷っても、

余裕を持ちながら‥‥
08’214-3.JPG
歩いて、(雪ですね~)


到着です。
唐長入口.jpg


中は、写真に撮らせてもらっても、

伝える自信がないので、今回はやめておきました。
(静かな迫力と陰影の世界です。)

お話を聞きながら、

いつもながらに、

勉強させてもらっているのですが

ふとした時に聞いた言葉が、

とても印象に残っています
(一字一句正確ではないのですが‥‥)


『唐長柄は山ほど入っていても、

そうは見えない。

そんなのが良いところ。自然やわ。』


それと、南蛮七宝の帯は、

『唐長が好きで仕方が無い。』

『唐長でないと‥‥』

というぐらいの人へ、譲ってあげてほしい。

という気持が伝わってきました。


自分で作る帯もそうですが、

同じ気持ちですので、

今後も大事にしていきたい柄です。


帰りしなに、頂いた唐長柄のお皿です。
唐長お皿.jpg

確かに、柄が入っていますが、

空気のように静かにいます。


尖ったモノ作りを感じました。


南蛮七宝の白地柄を結んで頂いていたのも、

嬉しかったです。
(わらび柄です、一度紹介しましたね?)

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