となみ織物の五代目のブログです。『帯』や『織物』を作るメーカーですので、内容はモノづくりが中心になっていると思います。自分で読み返して結構納得することもあります。

五代目日記 > 「南蛮七宝 御召」と一致するもの

2012年10月10日

御召に紬を入れて織る(白地)。

 

仙福屋の御召で抜けていく色目は薄地です。

当初は、濃い地を中心に織っていましたが、4:6の割合で、

薄地が強いです。

 

そして、今日上がってきたのが・・・

この御召。

『南蛮七宝文様』を御召と紬糸をミックスして織りました。

 

IMG_0329.jpg

南蛮七宝/仙福屋紬御召

 

今まで濃い地で試験程度の少量は織っていましたが、

今回は『白(+オフホワイト)』にしました。

 

IMG_0330.jpg

 

この御召は同じ糸を使っても染め色によって、

また織る季節によっても、風合いや生地の感じが変わります。

 

紬糸を使い、この地色で織った御召は、

ビシッと締まった感じの仕上がりです。

 

男物として、袷で作ってもいいかなぁ。。。と・・・。

 

 

 

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2012年09月04日

あんまりすぐには進まないですが。


仙台でも人気があった『唐長文様・南蛮七宝』の御召。
すぐにポンと織れるものでもないので、現在新しく織ってもらっています。

 

L1000208.jpg

 

 

基本的に同じ色のものを織りませんので、

上の柄に好きな色を入れて織っています。

 

と書けると、気楽な仕事に思えますが、不思議な事にやはり適当では、

色が濁るか、パッとしないか、面白くないモノに仕上がってしまいます。

 

『この色にする』という明確なものより、自分の織りたいイメージを

調和の取れた色でつくるという感じです。

 

どちらかというと、帯の場合は『色を配する』という正に配色という感じですが、

こちらの南蛮七宝は、『両方の色が丁度いい感じになるように探す』という、

風で少し違っています。

 

ですので、外の自然も含めて、色んなものを見て、なんでもない所にある色を

取ってきて、着物の色とすると上手くいく、そんな感じです。

 

調子がわるいと、全く進まないこの仕事ですが、作りたい色がありそうなので、

少しずつだと思いますが、進めていきたいと思います。

 

 

 

2012年08月27日

試験で縮めてとめる。

 

いままで、『南蛮七宝の御召』をコツコツと織ってきましたが、

糸質を変えて、縮ました状態で止めてしまえば、小物で使えないか?

 

という所からスタートした、モノづくりです。

(写真の生地は裏側です。

 裏返すと着物から遠くなる色の組み合わせに見えます。)

 

IMG_6844.jpg

 

世間に少なく、ちょっとインパクトのある織の帯揚げを作ろうと、

御召の機を使い、試験をしています。

素材にも工夫して、通常の糸よりも縮みやすいモノを使い、

お湯に浸けて、シボをつくります。

 

写真の通り上がりましたが、個人的には縮み方もとてもよい感じです。

後は、生地の厚さです。きもち、わずかに厚いので、この辺り解消すれば、

思っていた通りの『織の帯揚げ』ができそうです。

 

いままでも、どこかで書いたと思いますが、

試作というのは、『もう絶対、これはダメだ・・・。』となると、

次は作らない=続かない、終了。

となってしまいます。

 

ですので、新しいモノ((帯の組織、色、バッグなどの小物))何か作りたい!

という時には、『あっ面白い!』『もう一息!』

と継続できるように、この『南蛮七宝の柄の力』を借りるようにしています。

 

モノづくりは、言うまでもなく、失敗の連続なので、

気持ちが切れず前向きに色々と試すためにも、こういうシンプルで

力があって、自分が好きな柄があると、とても力になってくれます。

 

 

つい、作りすぎてしまうのが難点は難点ですが・・・。

 

 

 

 

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2012年08月09日

もしかしてブームが来るかも・・・。

 

会社に来られていたお客さんコーディネート。

 

IMGP9056.jpg

 

下が畳なので、少し埋没していますが、

南蛮七宝の御召(薄ベージュ)と神坂雪佳の世界の布袋さん。

 

本社の3F、展示場で合わせていましたが、

 

この帯の中におられる方の力か、そこだけ一種独特の雰囲気が漂っていました。

 

IMGP6574.jpg

(ちなみに本社3Fです)

 

特殊な引箔を使った織物で、現在ではそう簡単には織れませんが、

とてつもなく面白い雰囲気でしたので、コアな人気が出そうな・・・。

 

特に、螺鈿も入っていたりと、結構見ればみるほど、

ハマってしまいそうな布袋さんです。

2012年06月12日

松島にいます。

 

家を出てから電車で6時間ちょっと掛けて来ました、

松島です。

 

IMG_5412.jpg

 

ほとんどホテル内で夜遅くまで仕事なので、ちょっと観光というのも

難しいですが、それでも移動中は、とても気持ちいい景色をみれます。

(久々にいやされています。)

 

本当はもう一泊して、もう少し松島らしい観光をしたいのですが、

今日昼くらいここを出て、京都へ戻ります。

 

IMG_5421.jpg

 

着物はこんな感じです。

ケルティック御召と南蛮七宝の襦袢。

 

襦袢はお馴染みになりつつありますが、

このケルティック御召はとても評判がよく、

もうちょっと他の色も含めて織りたいとおもいます。

 

腰が痛いですが帰って、またモノづくりがんばります〜。

2012年05月23日

南蛮七宝大島紬、奄美で見る。

 

南蛮七宝羽裏.jpg

 

新たなチャレンジということで、この南蛮七宝文様を大島紬で、

手がけましたが、日常触れている帯や御召とは図案、紋図の考え方が

根本的に異なり、現在、とても興味深いモノづくりになっています。

 

よく周りから言われるのですが、

今、京都で織っている帯(御召)を含めて『細かい』織物、

それを大島紬のように『粗い』織物で製織する、

『簡単じゃないか?』。

 

正直言って、『簡単』ではありません、全く別物です。

 

平凡な言い方しか出来ませんが、お互いが難しいポイント、

(こだわるポイント)を持っていて、両方共

そこまで考え込まなくても、進んでいくポイントを持っています。

 

ただ、その2つのポイントは、ほとんど重なること無く、

両方に関わってしまうと、モノづくりの大部分でつまづくことになります。

すべて手探り状態でした。

 

IMG_5030.jpg

 

基本的な『糸』一つとっても、おおきく異なり、

『絣糸』は西陣で言う『緯』とは使い方は似ていても、発想や出来上がりに

対する役割が全然違ってきます。

頭では分かっていても、どうしても『緯』的な発想で、

手が動いてしまうので、最初から混乱です。

 

ただ、実際に奄美の現場に行き、紐をほぐすように、

モノづくりをしている方と話ができたので、

今はある程度クリアになっています。

 

間違いなく帯のモノづくりにもいい影響を与えてくれると

思いますので、それはそれで今後自分も楽しみです。

 

 

製織中の動画はこちらへ、

どれくらい進むか是非一度見てください。

 ⇒http://www.facebook.com/photo.php?v=397538936957718

 

2012年04月18日

うえに羽織るもの。

 

今日の京都は快晴。

IMG_4553.jpg

 

久々に暑い、という感覚を思い出しました。

一日中、良い感じです。

 

桜も少し残っていて、絶好の着物日和だったので、

きものの上に羽織るものを撮ってみました。

 

前回の評判も良かったので、今度はもう少しカメラを引いています。

 

IMGP7295.jpg

南蛮七宝三重紗→羽織』

 

動くと、真価が出る三重紗。

これはホントに素晴らしい組織です。

 

 

IMGP7237.jpg

『御召機の紗+防水→雨ゴート』

 

Facebookでもとても人気のあったコーディネートで、

帯の柄がチラッと見えるのが、素敵です。

 

 

 

IMGP7303.jpg

『御召ちりよけ』

 

次回メルマガ用のついでで撮らせてもらいましたが、

帯が見えて、個人的にはとても好きな塵除けです。

 

抜染の白い柄が帯の上に乗って、チラチラ飛んでいるいるのも、

特徴的です。

 

今日は、そろそろ先日の『しぼしぼ』がしぼしぼになって、

上がってくると思います。

 

楽しみです。

 

 

 

2011年10月29日

パレード

 

国民文化祭都大路オープニングパレードということで、

行って来ました(観客の方です。)。

 

沿道に3000人予定、ということで久々に賑わっていた

御池通周辺です。

 

着物で行ってきて下さい、という話だったので、周りも誘って、

無理やり来てもらった所もありましたが、天気も良くて、

とても良いパレードでした。

 

IMG_0564.jpg

結構たくさんの着物姿。

 

 

さてさて、今日の着物は・・・。

 

IMG_0541.jpg

 

御召の羽織、麹塵南蛮七宝御召の着物、南蛮七宝襦袢です。

久しぶりに、長距離の着物散歩でした。

 

 

 

 

2011年09月26日

南蛮七宝を

 

モノづくりの日課といえる南蛮七宝

自分の持ち物も今では、

着物全般(着物羽織角帯襦袢草履。)以外にも、

財布やカバン、名刺入れ等々、試作も含めて、自分の周りに一杯で、

目に触れない日はない程です。

 

IMGP2526.jpg

『御召南蛮七宝(男物)』

 

ここまで一つの柄を追っかけていることは、

なかなか無いことです。

周りにも増えてきました。

 

帯の場合、注文を頂いてから経糸を作って(染めて)、

定番の色を織って、少し余れば実験的な色を織る。

 

R0013498.jpg

『南蛮七宝;なごや帯』

 

無くなれば、再び織ってという帯シリーズです。

 

現在、人気のある色目は、

『濃い茶×薄茶』

『黒×墨』

『生成×ベージュ』

の三色で、途切れなく注文を頂いています。

 

 

モノを作っていて、自分の中である意味一番難しいのは、

柄の立ち位置探しみたいな所です。

 

自分の中のイメージなので、とても分かりにくいですが、

その一部として、例えば、

(柄の好き嫌いではなくて)背の小さい人には、

大柄は似合わないと言われることや、肌の色や髪の色で、

この帯が似合う似合わない、と判断されるようなことです。

 

これらはとても大事な事だと思うのですが、

この南蛮七宝は、そこから少し離れた処にあるような・・・、

真無地のように似たモノを持っている気がします。

 

まだまだ、その辺り『こうだ。』ということは言えるまで、

時間が掛かるかもしれませんが、様々やってみる価値はありそうです。

 

 

 

 

 

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2011年06月02日

昨日の着物/南蛮七宝襦袢とミルクティ大島

 

昨日は東京へ行きました。

今年初!単衣シーズンに着た単衣ということで、

紹介しておきます(昨日が一日なので当然といえば当然ですが、、)。

 

IMGP4921.jpg

『唐長文様・南蛮七宝襦袢×ミルクティ白大島

 

毎度毎度のことですが、どこかに南蛮七宝が入っています。

何度かお会いして話をした方だと、

『あれ、今日はめずらしく・・・』と聞いてこられます。

(襦袢をのぞくのは、なかなか難しいですし。)

 

たまに、草履の花緒というときもありますが、

この日は、襦袢にベージュの南蛮七宝でした。

 

日曜日から、今度は札幌へ行きますので、

これに、あと持ち物を足すとすれば、

洗い張りし終わったばかりの単衣御召(は五月から)。

 

白御召.jpg

 

この時期には、私はこういう色ばかり着ています。

 

 

 

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2011年01月16日

仙台です。

一週間の予定で、京都から離れた所にいます。
前半、仙台。後半札幌です。

気候も違い、色んな人に会って、
美味しい物食べてと、モノづくりする以外は、
なかなかいい感じの生活です。

着物、羽織、襦袢、角帯で2セット、
持ってきて、毎日着物です。

今日はこんな感じです。

写真 1.jpg
(南蛮七宝御召×立湧モチーフの献上柄)
たまには、正面から。

襦袢は一部絞り
写真 2.jpg
(左袖)

写真 5.jpg
(右袖)

周りも着物姿の方が。。
写真(2).jpg
(麹塵染)


外は、こんな感じです。

写真(3).JPG

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2010年12月08日

まずは、スタートラインなんですが・・・

最近のモノづくりとして、まだ形になっていないモノは、
ほとんどが下書き状態であれこれと触りながら、
磨き上げていています。

少しずつ形になっているのは、
こんな男物の着尺です。
IMGP4157.jpg

依頼もあったこともあり、
色目を出して打合せしている図ですが、
同柄で、しかも一度にこれだけの配色を見ることは、
ありませんし、とても珍しい絵です。

この中から選ぶか、ある色を修正して、
一色に加えるか?

と考えていましたが、この南蛮七宝の魅力なのか、
着物として考えても、すべて行けそうな気がして
とても選ぶのに苦労しそうです。

できれば、すべて並べてお好きなのを・・・。
と言ってもよいぐらいです。

ただ、それでは自分の気持ちを入れていない、
モノづくりになってしまうので、
ここから数色に絞っていきます。


という風に簡単な『作業』のように聞こえますが、
実際は、黒地に真っ赤の配色のモノを見ると、
『羽織りにしたら、合わせる羽織紐がないなぁ』

IMGP4163.jpg

とか、余計なことが頭をよぎって行ったり、
実際に『似合うと思います?』

とか、もう何をしていたのか、分からない
状態になりますので、
ここから、実際は大変です。


上は御召ですが、他にも角帯でもほぼ同じことを
していますので、どれだけ時間が掛かっているか、
感じてもらえるかなぁ?

と思った、今日の一コマでした。。。

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2010年10月28日

急に寒くなったので・・・。


今日は、出張に出て東京にいます。
もうちょっとしたら、このまま北上して仙台へ行く予定です。

そんな東京では、こんな格好です。
なんばんしっぽう.jpg

(羽織は、濃い茶色に立涌 × 着物は赤系の強い茶の南蛮七宝御召し)

しばらく、暑かった事もあって、羽織は忘れ去られて
いましたが、久々に千鳥の羽織紐と一緒に登場です。

今日のコーディネートはいかがでしょう?

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2010年09月28日

織りませんが、楽しいです。

御召しの配色を見ていました。
南蛮七宝の御召しです。

IMG_2413g.jpg

こうやって、目出し(試験織)を取ると、経と横糸の色の関係が
良く分かるので、取ります。

ただし、帯の場合はホンの僅かの違いを比べて見るためなので、
ここまでカラフルになりません。

しかも、普通の柄だったら、例えば『ここにピンクはないやろ?』
というのでも、南蛮七宝の場合、ワクワクしてしまって、
羽織だったら、ありかもしれない・・・。
と想像してしまいます。(さすがに一本は織りませんが・・・)。

また、この柄にハマっています。


今日はその唐長さんとお食事です。
いつお会いしても、目をパチパチとすることが多く、
お話だけでも、モノづくりの刺激になります。

また、それは後日に・・・

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2010年07月01日

南蛮七宝の御召(薄地)

今年も半分が終わり、ちょっと気分を変えようと、

ブログの配置、幅等も変えてみました。
(写真を大きく使いたかったのが理由です。)

デザインも少しずつイジったりと考えていますので、
何か良いアイディア等があれば、是非ご連絡ください~。
info@kyo-tonami.com


 今日はほぼ一日外へ出ていて、帯以外の部分の
小物づくりの打ち合わせ等をしていました。

内容はまた後ほど、お知らせしますが、
新しいものが出来そうです。


帰ってきてみると、
南蛮七宝の御召が上がってきました。


IMG_0085.jpg

ほぼ予想通りの薄地配色です。

今の季節に見ていると、薄物のような気になりますが、
もちろん単衣でも良いです。

袷の時期でも、白大島のように、
憧れの着物になってくれれば、と思っています。

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2010年05月19日

二条城話の続き

今日は、二条城へ。
先日の新聞に掲載された『松に鷹図』寄贈です。
 →http://senpukuya5.seesaa.net/article/149676044.html


R0011877.jpg


あいにくの雨でしたが、お城の前は、
修学旅行・観光を含めて、大勢の人でした。

R0011879.jpg
雨だけに新緑が綺麗です。。


R0011881.jpg

R0011883.jpg

その時の着物は、やっぱりこの時の掲載と一緒で。
c-2.jpg

R0011886.jpg
『角通し柄の御召×南蛮七宝御召の羽織り』
です。


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2009年04月29日

今日の着姿。 全部統一してみました。

念願の御召が上がってきました。

となみ織物の定番として、
織り続けてきた御召

南蛮七宝の柄もありましたが、
その生地に、紬糸を通しました。

通常より生地は厚手で、袷用です。
羽織にして、コーディネートすると↓

090428_1005~0001.jpg
よーく見てもらうと、角帯も着物も
『南蛮七宝』
柄です。

ふつうは、同じ柄でまとめてしまうと、
ちょっと柄々してしまいそうですが、

この柄は、特別ですね。
キッチリはまります。

まだ、数人にしか見て頂いていないですが、
早速、お気に入りの羽織になってしまいました。

しばらく、京都は涼しいので
まだまだ今年の出番は多そうです。

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2009年01月16日

帯にしようと思ったのですが、着物になりました。


先日、春用の新作、お召が上がり
私用で一反、仕立てに出していました。

今日、それが上がってきましたので、
少し自慢させてもらいます。
(何枚目でも嬉しいものです。。)

090116_1038~0001.jpg

唐長さんの菊市松という柄を敷き詰めたモノで、
色目も薄地、

柄と色のバランスに惹かれて、
自分用に仕立てをお願いしました。

今まで何度も何度も書いていますが、

やはり何百年も受け継がれてきた柄というのは、
シンプルで、落ち着きがあり、飽きがこない。

着物にしても同じです。

090116_1039~0001.jpg
(女性物ですが、少し幅広めで織りましたので、


私でも裄は大丈夫です)

これは単衣仕立てにしましたので、
まだまだ、出番待ちですが、

厚めの羽織着て無理やり、出番を作ろうかなぁ?

とも思っています。

さすがに一月は、周りの目線が、
気になるので、春先早々にでも。。。


ちなみに、この御召女性物の場合、
嬉しいおまけがあります。。。
(それは、上がり次第自慢しますね。)


他にも、唐長さんの『南蛮七宝』柄も新色が、
上がってきそうですので、

一月のモノづくりも順調に進みそうです。

  ※それとは反対に、つい最近ある話を聞きました。
   それは、唐長柄の南蛮七宝帯、と言い販売している類似品がある、
   とのことです。モノづくりの立場から、とても悲しいですね。。

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2008年09月26日

きものも進んでいます。

唐長柄を題材に、
帯だけでなく着物を製作してきました。

最近では、南蛮七宝の御召が出来ました。


今製作にかかっているモノも、御召ですが、
唐長柄の中から5柄選び抜き、小紋として

織っています。

イメージとしては、

江戸小紋のような定番として、
着れる着物が浮かんでいます。
江戸小紋
社内では『仙福屋御召 唐長五役』

と呼んでいます。


秋までには数柄完成すると思います。

今のところ、
上がってきたのは、数センチの見本裂だけですが、

見ていると、
どんどんと期待が膨らむものになっています。


私も、着たい!
と思っています。。


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2008年09月26日

きものも進んでいます。

唐長柄を題材に、
帯だけでなく着物を製作してきました。

最近では、南蛮七宝の御召が出来ました。


今製作にかかっているモノも、御召ですが、
唐長柄の中から5柄選び抜き、小紋として

織っています。

イメージとしては、

江戸小紋のような定番として、
着れる着物が浮かんでいます。
江戸小紋
社内では『仙福屋御召 唐長五役』

と呼んでいます。


秋までには数柄完成すると思います。

今のところ、
上がってきたのは、数センチの見本裂だけですが、

見ていると、
どんどんと期待が膨らむものになっています。


私も、着たい!
と思っています。。


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