となみ織物の五代目のブログです。『帯』や『織物』を作るメーカーですので、内容はモノづくりが中心になっていると思います。自分で読み返して結構納得することもあります。

五代目日記 > 「若冲」と一致するもの

2008年11月21日

首を引っ込めて

外は寒いので、
首を引っ込めて・・・

081121_1451~0001.jpg
と共通点があったのか
『亀図』と目が合いました。


特に、この一匹の亀と・・・
若沖亀1.jpg

伊藤若冲は、自身の作品の中に
自画像を入れていることがあると、

何かの本で読んだとことがありますので、
もしかして、この亀なのかな?

と思っていたりしていました。

今は、帯を並び替えながら、
ゆっくりと帯を見ていて

こんな時間があったのが、久しぶりの感じがします。

外は、雪がチラついて、
窓は開けていませんが、風情があります。。

2008年11月14日

クラッチバッグ

クラッチバッグというと、抱えて持つバッグの総称を言うらしいのですが、
(これに関しては、勉強不足です。。)

『伊藤若冲の世界』の帯地を使い製作しました。
IMGP1473.JPG

作られた職人さんは、

『これこそやな~。』

と呟いておられ、

『?』と思いました。


職人さんに聞いてみると・・・

クラッチバッグというのは、

大きさ的にあまりモノが入らないので、
本当に必要最小限のものを入れて、

後は、アクセサリーの一つとして、持つのが良い。
(もちろん、それに耐えられデザインのモノに限る)

ということです。


確かに、数千本の経糸を使った織物を使い、
さらに職人さんが一つ一つ手作りで作るというと、

宝石にも負けない、力を持っています。


そう考えてから、再度見てみると、
この『若冲のクラッチバッグ』が

宝石のように輝いて見えました。。


中の生地にも拘りがあるので、

もし、見かけられたら是非、

手に取り、鏡の前に立った後、
中から何かを取り出す風にして、

見てくださいね。。。


クラッチバックかぁ~。
良いもんですね。。

2008年11月10日

うおっ、というような鯉図

以前、革の風呂敷に包まれていた紋図、
 ⇒http://senpukuya5.seesaa.net/article/108403190.html

その柄が一本織り上がってきました。
若冲
『伊藤若冲の世界 鯉図』

遊びが必要と思いましたので、逆さに、柄付けしてみました。
(お太鼓はもちろん、反対ではないのですよ~。)

この帯を知らないうちのスタッフが見た時は、
『えっ』ビックリしたようです。

柄的に、帯を並べた時、
ただ、単に反対向けに柄が付いている、

と言ってしまえばそれだけですが、
何か不思議な感覚が味わえます。

浮遊感みたいなユラユラとした感じです。

織は、総紗縫に続く軽さのもので、少し透け感もあり、
地はザックリとしたものに仕上げていますので、

お洒落な着物全般に結んで頂けます。

グレー、黒、白、ベージュ+それらの中間色で
織りあげていますので、奥行きもあります。

個性的な柄ではありますが、愛嬌のある鯉は、
意外に多くの方に結んでもらえそうです!

この帯は、細かい所に注目してもらいたい帯です。
(鯉が、ドンと飛び出てくるようなイメージで織を工夫しました。。)


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2008年11月08日

えびのきもの

上がりたての着物です。

若冲
『伊藤若冲の世界より』

少し珍しい紫地の色に、
手書きで描かれた海老が・・・

2008年11月01日

手にも裏にも、蔓と葉が巻き付いています。

着物を着たときの定番バッグとして、

人気の『利休バッグ』
    +
『伊藤若冲の世界』の中でも人気の『葡萄唐草図』

を合体しました。

落ち着いたオフホワイトにベージュの経を
絡ませた、色目はバッグにしても、

抜群にいい雰囲気が出ます。
若冲バッグ1.JPG
手にも帯地が入っています。

↓左上の、蔓が若冲らしさが出ています。
ヒュっと伸びて、可愛らしさもありますね。。)
若冲バッグ2.JPG
↑底の部分にも葉が広がり、全体を包みこむような
デザインです。

若冲バッグ3.JPG
朱の葡萄が、ポイントになり、
目が行きますので、全体にバランスのとれた

バッグです。

蔓が外へ飛び出ていきそうな
そんな若冲らしさの感じるバッグです。

2008年10月29日

若冲草履

若冲草履1.JPG

若冲草履3.JPG若冲草履2.JPG

若冲草履4.JPG

若冲草履5.JPG

若冲草履6.JPG

2008年10月22日

革の風呂敷2 中に入っているものは・・・

以前も紹介しました、革の風呂敷です。

革の風呂敷ですので、中に何が入っているのか?
というと・・・
f1-3.JPG
(ちょっとお洒落な感じです。)

風呂敷にも見えず、革にも見えない状態です。
f1-2.JPG
広げる素材感を感じ、
『革』というのがわかります。

f1-1.JPG
クルクル。回していくと。

IMGP1368.JPG
少し何か見えてきました。

広げて見ると・・・

中身は、紋図でした。
IMGP1368.JPG
『鯉図』

まだ、マス目の上に乗っているだけですが、
十分迫力は伝わってきます。

伊藤若冲の墨濃淡だけで描かれた、
微妙な表現を織りへ、再現+再構築していく

作業が今から始まります。
(ここまで来ると、時間的にはそう掛かりませんが、
頭をフル回転する作業です。)

この柄は、『若冲の間』に加わりますが、
何か一つ、遊び(崩し)を作りたいですね。。。

2008年10月21日

若冲の間1。 葡萄唐草を羽織った姿を想像すると・・・


先日、
上がってきた若冲をモチーフにした着物です。

若冲の図柄の中でも、印象的な葡萄唐草です。

直接目では見えない部分ですが、

最大の特徴は、
すべて手で描かれているところです。
(型を使うのでなく)

若冲葡萄1
視点を引いて全体を見渡すと、

一つ一つの葉に
生きているような躍動感を感じます。

蔓も筆記体で描かれたように、流れのある
柔らかな線です。

この着物の持つ独特の雰囲気は、

若冲の構図力と、

唐草の蔓など、
先端まで描かれた細部への拘りによるものだ
と感じていますが、
若冲葡萄2
手を通されて、

この着物を着られた時に、着られる方との
相乗効果でどんな雰囲気が生まれるのか・・・

それも、とても楽しみなモノの一つです。

着物としての図案は当然ありますが、
同じ職人による同じ素材でも、

全く同じものはできない
 =一つの『作品』としても、完成度の高い着物です。

『間』の一つが少し埋まりました。

2008年10月13日

半日散歩。

半日、静かな場所へ行くために、
散歩をしていました。

煮詰まると、一番解消できる方法です。

散歩

京都に住んでいて
京都らしいところというと、変ですが・・・

少し、山の中です。

思ってもみませんでしたが、
少し色づいています。
紅葉

アップにすると、先っぽが真っ赤です。
紅葉2

毎年、
一回は京都で紅葉を見たいと思っていますが、

早めに、しかも思わず見れて、
とてもリフレッシュになりました。

カメ

池を見ると、亀が・・・

そういえば、若冲の亀柄、いい上がりだったなぁ。。
と思いながら・・・

2008年10月09日

続・若冲+・・・

ただ今、配色が終了して、
今から試験織りとなります。

プラチナの箔を使って織ったモノです。

今までのプラチナもそうですが、
帯自体は、真白+プラチナ箔です。
プラチナ
そうすると、パッと見た目は、『白』です。
(この帯の呼び名も『白々(しろしろ)』)

ただ、同じ白を織るにも、杼を変えて、
様々な織り方で織っています。

ですので、『白一色』に見えても立体感があり、
迫力を持っています。

今回の若冲バージョンは、そこにもう少し、
杼を多く通すようにしています。

そうすることによって・・・

今までは難しく、行っていなかったことを、
していますので、

試験織りが待ち遠しいです。

本当に、今は若冲にベッタリです。

2008年10月09日

若冲+・・・

若冲
 +
プラチナ

2008年10月08日

『祈る』だけまでもうちょっと。

今日は、

昨日新幹線の中で書き留めていたノートから、
今使えそうなモノを、

形にする作業をしていました。
画像-0205.jpg
PCを目の前に、手書きはなんで?

とよく言われますが、落書きのようなメモの方が、
PCで打つよりも、不思議と中身があるように思います。

このブログは・・・?
中身があるのか・・・
(判断はお任せします<m(__)m>)


今・今の話ですが、
若冲の着物の下書きが上がってきました。

あまりにも綺麗で、後はどういう上りにするか、
という所です。
(下書きがこれほどだったので、着物になったら楽しみ・・・)

となみ織物としてではなく。
最近の個人的なモノづくりは、

若冲→南蛮七宝→若冲・・・

という繰り返しですので、

本棚、資料、画像等々の周りのモノがすべて、
この2色になっています。

頭の中をすべて『モノづくりの対象』にして、

可能な限り、

製作前の段階(図案・紋図・組織)に力を注いだら、

後は、もう祈るだけです。。。


現在、製作中の大作(これは若冲)がそんな心境です。

いつのまにか、話が大きくなっている『若冲の間』、
完成したら、しばらく燃え尽きそうですね。。。

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2008年10月04日

今日も若冲と・・・

今日も若冲の紋を紋屋さんと製作しています。

写真は紋の製作途中です。
若冲

まだ、マス目に入れる前の段階です。
(パズルの半分だけ完成のようなモノ)

こんな段階でも本当は業秘密ですので、
本来は見せれないので、

少しカメラを引いて、撮っています。

『絵』から『織になる前』の、『気』を入れる瞬間です。
(『魂かも?』)

この作業段階で、
糸の通り方や地の組織が決まります。

上の柄が帯になった時は、
パッと見た目に色が少ないので、使う色糸は少ない。。

とはならず
、近い色目を複数使い、奥ゆきを感じるように、
してみました。

完成するまではもう少し掛かりますが、
自分の頭の中と、どれだけ誤差がないか、

とても楽しみです。

これもまた、若冲の間に入りますので・・・・

2008年10月02日

自分の好み。。

今日は、京都文化博物館へ。
 ⇒http://www.bunpaku.or.jp/index.html

尾形光琳を始めとする、
琳派をモチーフにした着物と帯の展覧会です。
京都文化博物館 琳派
『どれが良かったか?』
と言われると、難しいのですが、

全般的に興味を持って見ていました。
(とは、いっても閉館の15分前の駆け込みなのですが・・・)


昨日も書いていたのですが
今製作している若冲のシリーズを

ますます並べてみたくなりました。


一番印象に残っているのは、
草花柄の正統派と言えそうな訪問着です。

数多く、様々な人の作品を見ていると、
自分の好みが強く分かって、いい機会でした。。

2008年10月01日

若冲に囲まれる想像をする。。

若冲柄を製作していて、
袋帯になったものを見ていました

若冲
↑例えば・・・

少しずつ揃い、今では60柄前後だと思います。

『伊藤若冲の世界』というタイトルで、
一本一本の製作していることを考えると、

この柄数はとても嬉しいです。

まだまだ、製作したいモノは数多くありますので、
これからもコツコツ製作していきたいと思います。


『伊藤若冲の世界』の帯に関しては、大きく分けて、
2つのアプローチに分けられるか、と思います。

一つ目は、若冲の原画を忠実に、織へ。
と言っても、全くコピーではなく

絵として描かれたものを、織らしさを出しながら、
製作していきます。

これは、パッと見た目は、図柄が同じに見えても、
実は、帯としての要素を様々加えています。


二つ目は、若冲をモチーフに図柄を製作する。

これは上と反対で、若冲の図柄をとなみ織物として、

『くずす』過程が特徴です。

それでも、若冲だとわかる。
そこが一番の腕の見せ所です。

合わせて60柄~(正確には調べていませんので・・・)
です。


さらに、着物も製作しているものがあります。
第一期としては、

若冲3.jpg若冲2.jpg
 ↑ この雄鶏図・柄

等があります。

今は、二期目の着物製作です。

手間と時間を掛けている訪問着が一枚。
(とにかく大作です。)

シックな訪問着一枚。

お洒落物が4枚と。。。

さらに、まだ下書きの所で止まっている物が
数枚。

と、一同に揃えれば、それだけで、
『若冲の間』ができそうな・・・

揃った時に、一度会社でしてみたいと思います。

あたり一面若冲。

そうすると、
また何かアイディアが浮かぶかもしれませんね。

2008年09月25日

たまにはこんなのも。

昨日は、
小物屋さんと一緒に御飯を食べてきました。

久しぶりだったので、話も溜まりに溜まってます。

行ったのは京都の西の方にある、焼き肉屋さんです。
(今日、健康診断なのですが、食べすぎました・・・)

人が溢れて、活気いっぱいのお店です。

とにかく賑やかなので、話をするだけでも、
いつもの『倍』声を出さないと、届きません。

そんな時でも話題は、

帯を~

紗を~

若冲が~

というものです。

ただし、声を張り上げています。


多分、こんな大声を出して、

紗について語った人は、いないでしょう。
と言いきれるぐらいのものです。

それと店の活気と比例して、

出て来るのが一人前の多さです。
↓こんな感じです。
080924_2003~0003.jpg

一品目が来た段階で、

たのみ過ぎた・・・

と、言いながら、とにかく食べてました。

もちろん話は・・・

若冲が~

雪佳の~

麹塵で~

です。


環境と、声の大きさと、テンションが変わる
と、
出てくるアイディアも全く違うものになりました。

メモか何かで、控えておけば良かったのですが、

もちろん、そんなもの無いので
記憶に強く残ったものを、形にしていきたいと思います。
(今日の仕事のメインです。)


今はノドが痛いですが、

良く分からない満足感がありますので、
良いモノができそうです。

さらに、余談です。

その帰り、歩きながら、

バナナを買いに行くのに付き合いましたが、
(バナナダイエットのため?)

京都のスーパー、コンビニ等々、全くバナナがなのには、

驚きました・・・

余談でした。

無事、健康診断もおわり、
去年より4kg減っていました。

徐々に理想体重に近づいています。

今後は健康管理も気をつけないとダメですね~。

話は、全く変わりますが、
恒例のLeafは、今回はカフスボタンです。

IMG_0003.jpg

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2008年09月25日

たまにはこんなのも。

昨日は、
小物屋さんと一緒に御飯を食べてきました。

久しぶりだったので、話も溜まりに溜まってます。

行ったのは京都の西の方にある、焼き肉屋さんです。
(今日、健康診断なのですが、食べすぎました・・・)

人が溢れて、活気いっぱいのお店です。

とにかく賑やかなので、話をするだけでも、
いつもの『倍』声を出さないと、届きません。

そんな時でも話題は、

帯を~

紗を~

若冲が~

というものです。

ただし、声を張り上げています。


多分、こんな大声を出して、

紗について語った人は、いないでしょう。
と言いきれるぐらいのものです。

それと店の活気と比例して、

出て来るのが一人前の多さです。
↓こんな感じです。
080924_2003~0003.jpg

一品目が来た段階で、

たのみ過ぎた・・・

と、言いながら、とにかく食べてました。

もちろん話は・・・

若冲が~

雪佳の~

麹塵で~

です。


環境と、声の大きさと、テンションが変わる
と、
出てくるアイディアも全く違うものになりました。

メモか何かで、控えておけば良かったのですが、

もちろん、そんなもの無いので
記憶に強く残ったものを、形にしていきたいと思います。
(今日の仕事のメインです。)


今はノドが痛いですが、

良く分からない満足感がありますので、
良いモノができそうです。

さらに、余談です。

その帰り、歩きながら、

バナナを買いに行くのに付き合いましたが、
(バナナダイエットのため?)

京都のスーパー、コンビニ等々、全くバナナがなのには、

驚きました・・・

余談でした。

無事、健康診断もおわり、
去年より4kg減っていました。

徐々に理想体重に近づいています。

今後は健康管理も気をつけないとダメですね~。

話は、全く変わりますが、
恒例のLeafは、今回はカフスボタンです。

IMG_0003.jpg

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2008年09月24日

東京タワーが光っていたわけでは、ないのですが・・・

京都へ帰って来て、会社へ出てきて、
最初にしたことは、

いなかった日に上がってきた、
目出し(見本裂)チェックです。

その中で、
これは!というものがありました。

春用にと考えていますので、
『ゆっくりと急ぐ』くらいのスピード進めています。

IMGP1098.JPG
『詩情 夢二より』 錦帯の柄を、紗で織ってみました。


まだ、織れるか微妙な所ですが、
蛍光織シリーズに入れたいと思っています。
IMGP1099.JPG
暗い所では、このように(ブレてて、すみません)、
タンポポの綿毛が光ります。。。

蛍の紗にしても、
目を閉じるとホワッとした光が、舞っている。

そんなイメージが湧く、帯作りは、大好きです。

完成した時に、この帯を結んでもらい、
夜歩かれている姿、早くみたい。。。

今から、想像してしまいます。

他にも、若冲など期待作が上がってきていますので、
今日は大忙しになりそうです。

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2008年09月24日

東京タワーが光っていたわけでは、ないのですが・・・

京都へ帰って来て、会社へ出てきて、
最初にしたことは、

いなかった日に上がってきた、
目出し(見本裂)チェックです。

その中で、
これは!というものがありました。

春用にと考えていますので、
『ゆっくりと急ぐ』くらいのスピード進めています。

IMGP1098.JPG
『詩情 夢二より』 錦帯の柄を、紗で織ってみました。


まだ、織れるか微妙な所ですが、
蛍光織シリーズに入れたいと思っています。
IMGP1099.JPG
暗い所では、このように(ブレてて、すみません)、
タンポポの綿毛が光ります。。。

蛍の紗にしても、
目を閉じるとホワッとした光が、舞っている。

そんなイメージが湧く、帯作りは、大好きです。

完成した時に、この帯を結んでもらい、
夜歩かれている姿、早くみたい。。。

今から、想像してしまいます。

他にも、若冲など期待作が上がってきていますので、
今日は大忙しになりそうです。

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2008年09月12日

若冲・雪佳・若冲

若冲→雪佳→若冲と、

最近製作に関わったモノの中でも、
少し個性的なものを集めて、

帯の周りをグルグルと歩きながら、
撮っていきました。

考え事する時は、こんなことをしているのが、
一番です。

それを少し、味わってもらおうと思って、

写真をアップしましたので、興味を持たれた方は
是非見てください。。


IMGP1111.JPG


伊藤若冲2

伊藤若冲3

伊藤若冲4

伊藤若冲5

伊藤若冲6

伊藤若冲7

伊藤若冲8

伊藤若冲9


金魚カエルは一度見て頂きましたが、
左の鶏は初登場です。

伊藤若冲と言えば、鶏という方も多いと思います。


遠くからの写真ですので細部はわかりにくいですが、

わざわざ目の粗い織物を使って、
限界まで織り込みを行っています。

そのお陰で、柄に迫力が出ていますので、
若冲を好きな方、独特な空気を持つ帯が好きな方には

特にお勧めします。


紋を作るときに、若冲の鶏をずっと眺めていたので、
鶏の図がとても好きになってしまいました…

まだ、上がってくると思いますよ。

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