となみ織物の五代目のブログです。『帯』や『織物』を作るメーカーですので、内容はモノづくりが中心になっていると思います。自分で読み返して結構納得することもあります。

五代目日記 > 「雪佳」と一致するもの

2009年01月30日

『海路・更紗』その3 絵本のような波

神坂雪佳の世界より 『海路』も、
3つ目の柄になりました。

090129_0957~0002.jpg
更紗文様のような、絵本にもありそうな波。

この柄、の段階では上手くいき、
(設計の段階なので織り上がりは想像)

目出し(試し織)の段階で、満足いかず、
(期待が大きかった?)

何回か、全工程見直し手直し、して、
最後の一回と思い、再度目出しをとると、

想像を大幅に超えた、いい柄になりました。

ちなみに、
帯は、横に通る杼の数で、コストが変わってきます。

他の海路柄と同じく、この柄も見えないような所に、
拘りましたので、そのおかげで柄に奥行きができました。

この柄も、じっと見ていると、波が動き出して、
ゆらゆらと揺られ、気持ち良くなりそうです。

090129_1009~0002.jpg

海路3柄、ずらっと並べてみると、
三つとも特色のある、柄ばかりで、

多くの中から、まずこの3柄を選べて、
正解だったかな、と思っています。

もう少しすると、小物類も少しずつですが
上がってきますので、その時は是非、

紹介しますね!

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2009年01月26日

神坂雪佳の世界より『海路・七宝』 2つ目

神坂雪佳の残した『海路』より、
七宝のような柄を見つけました。

『海路』は雪佳が旅路の際に、ずっと目の前にあった
『海』を眺めて図案化したモノと言われています。

どこが海なのか、と思って、図案を、
じっと眺めていると、

海の波がつながり見えてくるような・・・

そんな意匠です。

以前製作した、市松もそうですが、

海路の中で柄を見分けるため、『七宝』と
便宜上名前を付けています。
神坂雪佳 海路
七宝は、「四方」に広がる、の『しっぽう』から
来たとも言われています。

同じように少しずつじわりと、
広がってもらいたいと思っています。

これもテーマの『つながり』が入っています。

不思議な空気を持った柄ですので、
帯か小物で、実物をじっと見てもらいたい、

そんな柄の一つです。

南蛮七宝とは、同じ織りなのですが、
少し変えた(遊んだ)所もあるので、

持った方も気づかれないかもしれませんが、
それが個人的に気に入っている所でもあります。

今の所、三色製作する予定です。


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2009年01月22日

海路・市松。一つ目。

以前紹介していた、図柄覚えてますか?

一つ、バッグが完成しました。
『海路・市松』です。
090119_1900~0001.jpg
ちなみに、この柄のようにつながり続ける、
柄は今年のモノづくりのテーマになっています。

京都の老舗とのコラボレーションですので、
今後新しい要素を入れながら、
少しずつ、広がってほしいブランドの一つです。

090119_1901~0002.jpg

マチの部分には、帯の表を裏返して使っています。
素材感も異なって見えるのが、この織りの特徴です。
(そのため、少し製作コストが上がります。)

他にも、製作中のものもありますので、
楽しみにしていてください。

 ⇒『仙福屋・海路バッグへ



※書こう、書こうと思っていましたが、

 昨日は自分の誕生日でした。

 例年に無く、多くの人から電話とメールを

 頂けたので、久しぶりに誕生日だった気がします。

 ありがとうございます!

 毎年毎年、早くなっていきますね。

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2009年01月18日

たまには、こんな写真も。

昨日は法事があり、北区にいました。
(もちろん、京都市のです)

うちには、犬がいるのですが、
(猫も一匹、でもこの日は見当たらず)

法事の最中、じっと机の下で、こんな感じで
寝ていました。

画像-0110.jpg

いつもなら、吠えていることもあるのですが、
画像-0109.jpg

その日は大人しくしていたので、

日記に登場させてみました。
たまには、こんなのもいいでしょう?

以前はよく『神坂雪佳の世界』にある狗児をみて、
 ⇒この犬です

『この帯の柄は、飼っている犬ですか?』

と聞かれることがありましたが、
そう言われれば・・・

やっぱり似てないですね~

法事は無事終わりました。

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2008年12月24日

年越しせずに完成!海路

何度か登場しました柄が完成しました。

『神坂雪佳の世界(海路から)』
  ⇒http://senpukuya5.seesaa.net/article/111039492.html


『仙福屋』スタッフから、

①シンプルで

②小物にも応用出来る柄で、

③ショップだけの柄を製作してほしい。

という社内要望から製作したモノです。

081224_0908~0001.jpg

図案や図録、その他絵の載っていそうなものは、
目の前において、探した柄です。

シンプルで、少し面白みもある柄ですので、
南蛮七宝のように、少しずつ広がっていってほしい。

そんな柄です。

パッと見た感じ、何柄か分からないかもしれません。

柄自体は、神坂雪佳が残した『海路』という図案集の中の
一つの柄ですので、

モチーフは、『波』であることには、
違いありません。

『海路』という図案集から来ていますので、
今の所、『kairo』と、呼ばれています。

081224_0909~0001.jpg

織に関しては、となみ織物で一番経糸の多いもので、
この柄を織るために、横の糸を少し変えています。

持った感じは、絹の風合いと少しザラッとした
今までに感じたことの無いものです。

拡大した写真を見てもらうと(分かりにくかな?)・・・

細かい地紋を敷き詰めて、見え無い立体感を
作り出しています。

南蛮七宝とは違い、
見方によって柄が、様々に見える・・・

という不思議さはありませんが、
じっと見ていると、愛着と愛嬌が感じられる。

これもまた、不思議な魅力を思った柄になっています。

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2008年10月12日

溜まった・・・

休みの期間を利用して、
HPの見直しをしていました。
(週明けすぐに引っ越し作業ですので)

他にも、溜まっている仕事を・・・

いつも、大体溜まる仕事というのは、
事務仕事
なので、

嫌いではないのですが、
無意識的に避けているようです<m(__)m>。

そして、思い出しました。

先日、
バタバタしている最中に出来上がったモノを。。

そういえば、まだ見ていませんでしたので、
息抜きとして、箱を開けてみると、

息の抜けるモノが入っていました。

『仙福屋』
でも、人気の懐紙入れです。

(大きめサイズ)

懐紙入れ
上は、雪佳の『八つ橋』、下は、『百人一首』


この懐紙入れは両方とも、個性的で、
持ってみたいなぁ。

としばらく、眺めていると、

気分も晴れやかになりましたので、
今、この日記を書いています。

さて、仕事に戻ります~。

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2008年09月25日

たまにはこんなのも。

昨日は、
小物屋さんと一緒に御飯を食べてきました。

久しぶりだったので、話も溜まりに溜まってます。

行ったのは京都の西の方にある、焼き肉屋さんです。
(今日、健康診断なのですが、食べすぎました・・・)

人が溢れて、活気いっぱいのお店です。

とにかく賑やかなので、話をするだけでも、
いつもの『倍』声を出さないと、届きません。

そんな時でも話題は、

帯を~

紗を~

若冲が~

というものです。

ただし、声を張り上げています。


多分、こんな大声を出して、

紗について語った人は、いないでしょう。
と言いきれるぐらいのものです。

それと店の活気と比例して、

出て来るのが一人前の多さです。
↓こんな感じです。
080924_2003~0003.jpg

一品目が来た段階で、

たのみ過ぎた・・・

と、言いながら、とにかく食べてました。

もちろん話は・・・

若冲が~

雪佳の~

麹塵で~

です。


環境と、声の大きさと、テンションが変わる
と、
出てくるアイディアも全く違うものになりました。

メモか何かで、控えておけば良かったのですが、

もちろん、そんなもの無いので
記憶に強く残ったものを、形にしていきたいと思います。
(今日の仕事のメインです。)


今はノドが痛いですが、

良く分からない満足感がありますので、
良いモノができそうです。

さらに、余談です。

その帰り、歩きながら、

バナナを買いに行くのに付き合いましたが、
(バナナダイエットのため?)

京都のスーパー、コンビニ等々、全くバナナがなのには、

驚きました・・・

余談でした。

無事、健康診断もおわり、
去年より4kg減っていました。

徐々に理想体重に近づいています。

今後は健康管理も気をつけないとダメですね~。

話は、全く変わりますが、
恒例のLeafは、今回はカフスボタンです。

IMG_0003.jpg

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2008年09月25日

たまにはこんなのも。

昨日は、
小物屋さんと一緒に御飯を食べてきました。

久しぶりだったので、話も溜まりに溜まってます。

行ったのは京都の西の方にある、焼き肉屋さんです。
(今日、健康診断なのですが、食べすぎました・・・)

人が溢れて、活気いっぱいのお店です。

とにかく賑やかなので、話をするだけでも、
いつもの『倍』声を出さないと、届きません。

そんな時でも話題は、

帯を~

紗を~

若冲が~

というものです。

ただし、声を張り上げています。


多分、こんな大声を出して、

紗について語った人は、いないでしょう。
と言いきれるぐらいのものです。

それと店の活気と比例して、

出て来るのが一人前の多さです。
↓こんな感じです。
080924_2003~0003.jpg

一品目が来た段階で、

たのみ過ぎた・・・

と、言いながら、とにかく食べてました。

もちろん話は・・・

若冲が~

雪佳の~

麹塵で~

です。


環境と、声の大きさと、テンションが変わる
と、
出てくるアイディアも全く違うものになりました。

メモか何かで、控えておけば良かったのですが、

もちろん、そんなもの無いので
記憶に強く残ったものを、形にしていきたいと思います。
(今日の仕事のメインです。)


今はノドが痛いですが、

良く分からない満足感がありますので、
良いモノができそうです。

さらに、余談です。

その帰り、歩きながら、

バナナを買いに行くのに付き合いましたが、
(バナナダイエットのため?)

京都のスーパー、コンビニ等々、全くバナナがなのには、

驚きました・・・

余談でした。

無事、健康診断もおわり、
去年より4kg減っていました。

徐々に理想体重に近づいています。

今後は健康管理も気をつけないとダメですね~。

話は、全く変わりますが、
恒例のLeafは、今回はカフスボタンです。

IMG_0003.jpg

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2008年09月12日

若冲・雪佳・若冲

若冲→雪佳→若冲と、

最近製作に関わったモノの中でも、
少し個性的なものを集めて、

帯の周りをグルグルと歩きながら、
撮っていきました。

考え事する時は、こんなことをしているのが、
一番です。

それを少し、味わってもらおうと思って、

写真をアップしましたので、興味を持たれた方は
是非見てください。。


IMGP1111.JPG


伊藤若冲2

伊藤若冲3

伊藤若冲4

伊藤若冲5

伊藤若冲6

伊藤若冲7

伊藤若冲8

伊藤若冲9


金魚カエルは一度見て頂きましたが、
左の鶏は初登場です。

伊藤若冲と言えば、鶏という方も多いと思います。


遠くからの写真ですので細部はわかりにくいですが、

わざわざ目の粗い織物を使って、
限界まで織り込みを行っています。

そのお陰で、柄に迫力が出ていますので、
若冲を好きな方、独特な空気を持つ帯が好きな方には

特にお勧めします。


紋を作るときに、若冲の鶏をずっと眺めていたので、
鶏の図がとても好きになってしまいました…

まだ、上がってくると思いますよ。

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2008年09月12日

若冲・雪佳・若冲

若冲→雪佳→若冲と、

最近製作に関わったモノの中でも、
少し個性的なものを集めて、

帯の周りをグルグルと歩きながら、
撮っていきました。

考え事する時は、こんなことをしているのが、
一番です。

それを少し、味わってもらおうと思って、

写真をアップしましたので、興味を持たれた方は
是非見てください。。


IMGP1111.JPG


伊藤若冲2

伊藤若冲3

伊藤若冲4

伊藤若冲5

伊藤若冲6

伊藤若冲7

伊藤若冲8

伊藤若冲9


金魚カエルは一度見て頂きましたが、
左の鶏は初登場です。

伊藤若冲と言えば、鶏という方も多いと思います。


遠くからの写真ですので細部はわかりにくいですが、

わざわざ目の粗い織物を使って、
限界まで織り込みを行っています。

そのお陰で、柄に迫力が出ていますので、
若冲を好きな方、独特な空気を持つ帯が好きな方には

特にお勧めします。


紋を作るときに、若冲の鶏をずっと眺めていたので、
鶏の図がとても好きになってしまいました…

まだ、上がってくると思いますよ。

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2008年06月07日

続・金魚

以前、ブログでもメルマガにも
載せていた『金魚玉』

早速、本仕立てをして、
結んでもらいました。

このように・・・
神坂雪佳 金魚玉

帯も着物も、『神坂雪佳の世界』より、
意匠化されているものです。

この帯を結んだ人が歩くと、
水槽の水(織に変化を付けた所です)が、

チャプチャプと揺れて見えるので、

金魚も一緒に、
泳いでいるように見えます。

見れば見るほど、
愛着の湧く帯になっていきます。

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2008年05月21日

金魚玉。。

金魚玉。

きんぎょだま

キンギョダマ。
神坂雪佳 金魚玉 帯 夏物 単衣

この帯の柄名ですが、

丸い水槽に(イメージする典型的な水槽)

正面から見た金魚を意匠にした柄です。


帯じゃなくても、とても好きな柄の一つです。
(名前も、いい響きです。)


『神坂雪佳の世界』シリーズに、

一柄加わったのですが、

ちょっと異色な感じが漂っています。


涼しげな織方を、この帯のため、

新たに考えたものです。


単衣、夏を中心の織方になりましたが、

重さは、昨日の総紗縫とほぼ同じです。
(結んでいるのを忘れそうな軽さです)


一本が完成して、

裏地を付けて帯になったものを、

見ていると、ほっと癒されます。


配色や織方で苦労したのも

何処かへ行ってしまいました。


そんなことよりも、

結ばれる状態を想像します。

帯を単衣のお召しに結ばれて、

日傘持って、歩かれたら。。。。。。。。


まだ、製作中途中のものあるので、

一歩ずつ製作していきます!

金魚を見ながら・・・

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2008年05月20日

夏だけじゃ、勿体無い。

 
08 夏 美しいキモノ 紗 帯 総紗縫
美しいキモノ 08’夏
 
『本物を見てくださいね。』 とこの帯に関しては言いたい‥‥。
 
雑誌ももちろん大事ですが、
本物の透け感・質感『帯』ですね。
 
 
そして、この総紗縫、TPOに関しては、
今まで、『オールシーズン』 という言葉を枕詞に使っていました。
 
今回は、ちょっと趣向を変え、『夏だけじゃ、勿体ない』 としています。
やはり夏にも結べて、そのまま秋→冬にも継続で行っちゃって下さい。
ということを、表したかったです。
 
そんな枕詞、個人的に、 とても気に入っています。
 
 
他にも、 夏小物も沢山、掲載されています。
気づかれましたか?
 
一つは、『仙福屋の日傘』×2本 (手に持たれてます。)
 
 
 
b-1.jpg
(神坂雪佳の世界より)
 
 
少しずつ、『仙福屋の小物』は充実しています。
 
また秋にも新作が登場する予定をしていますので、是非お楽しみに!
 
 
今から、もうモノづくりの頭は秋・冬に飛んでいます。
 
 
 
 
 

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2007年11月25日

『うらも、おもても、ほそく』

『うらも、おもて』

うらも、おもて 紹巴 裏地 表地

同時期発表の『熊野古道』よりも、
少しだけ説明がいる帯です。

まず、『うらも、おもて』というのが、
タイトル兼テーマです。

この帯の特徴として、織りは紹巴織なのですが
となみ織物の『通常の紹巴』と異なり、

裏に渡る糸が少ないということがあります。
(場合によっては、全くない)

それによって、帯の裏と表、どちらも
好きな柄の中から、選択できる。

 ⇒裏も、表も区別が無い。

=『うらも、おもて』という帯になります。


簡単に上のように書きましたが、

袋帯の幅は、決まっています。


世間によくある普通の帯であれば、少し幅広く織り、
その後、広い部分を織りこみます(これが耳になります)。


そうすると、帯を結んだ際に、
耳の部分が何重にもなり、分厚くなる。


この帯シリーズは、
柄が込んだり、スッキリしたりと

様々な柄がありますが、
そのすべてを、
ほぼ帯幅に揃えます


そして、外かがり
をするので、みみがありません!

分厚くならないので、前から見た時も、お太鼓も
スッキリした着姿が出来上がる。


そんな
『魔法の帯』です。


となみの紹巴織りは、
すべてこの『魔法の帯』ですが、

今回は、どの柄を持ってきても、
ぴっちりと幅が合わせられる!


名前は、ひらがなでシンプルですが、
そんな
究極の職人技が無いと、出来ない

『うらも、おもて』という帯シリーズです。


柄は、大きい柄から、シンプルなもの、
色目も薄地から、濃い地、

特徴的な柄から、シンプルな空気のような柄まで、
幅広く、作り上げています。


今は、

『伊藤若冲の世界』

『唐長』

『神坂雪佳の世界』

『正倉院文様』

など、多岐にわたったものになりつつあります。


結び手も、
選ぶのが・結ぶのが楽しい帯だと思いますが、

作り手てが、
製作していても、楽しい帯シリーズの一つです。


余談ですが、

最初は、

『全部おもて』 『ぜんぶ、おもて』 『えらべる、おび』

などなど、色々なフレーズがあったのですが、


『うらも、おもて』という誰も主張しなかったものに、
決めてしまいました。


直観で、
惹きつけらるものがありました。。。

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2007年11月14日

うれしい気付き。

北海道にいて、

届きたての着物を見ながら、

思ったことを書いてます。

うちには、何百何千、何万?という柄があります。

もちろん、自分が生まれる前に出来たものも

かなり数多くあります。

図案庫に行くと、そこには図案が

『無数』という言葉がふさわしいほど。

見当たる範囲で、一番古そうな図案を見ていると、

『!!!』

という瞬間があります(ホンのたまにですが)。

『どっかでみたことあるような???』

その時はすぐ忘れるのですが、

しばらくたって

明治やそれ以前の江戸などの絵や作品を見ていると、

(帯・着物とは関係ないときでも)

『あれっ、これって‥‥』

とマネでも模倣でもない、何となく同じ空気

感じることがあります。

それは、かなり似ている時もあれば、

全く違うときもあります。

何十年も前の図案を見ていて、

何百年も前の図案から、そんな空気を

感じた時は、昔の人の発想や技に

少しだけ触れた感じがして、とても嬉しくなります。

さて話は戻って、

今日見ていた着物は、

近代琳派の巨匠と言われる

神坂雪佳の図案より、製作したものです。

着物だけを見ていても、

琳派らしい波が感じられます。

『神坂雪佳の御召』

『秘すれば、花』という言葉もありますが、

時々はタネを見てもらうのもいいかも知れません

具体的には、どの柄がモチーフなのか?

興味のある方は、探してみてください。

ヒントは、

以前も紹介した神坂雪佳の図案集にあります。


神坂雪佳 蝶千種・海路―近代図案コレクション (近代図案コレクション)

見つけた時は、

図案いじりをしている時の

『!!!』

という気持ちを

少しだけ味わってもらえるかも?

しれませんよ。



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2007年02月08日

打ち合わせ、な一日。。 さー大変!


 

メルマガ2月号で少し書いていました。

 

 

     『となみHPリフォーム中⇒現在、となみ織物HPをリフォームしています。
    

    かなり大掛かりに行う予定ですので、お楽しみに!
  

    『もし、こんなコーナーが欲しい~』と思われた方は、是非メールを!
         ⇒ 
info@kyo-tonami.com 

 

     完成予定は、まだまだ先の春の終わりごろになりそうです。
          (始まってもいませんので…)』

 

覚えてもらってますか?

何とか、今日がその出発日となりそうです。

随分長いこと、HPはTOPから末端まで、

 変わっていなかったので、

  

デザイン面を大幅に改定していきます。

しばらくは、皆さんのご意見をもらえるように

      ⇒info@kyo-tonami.comを、

いつも載せておきたいと思います。

良いアイディアをお待ちしています!!

今のところ、5月30日にOPENという予定ですが、

(一応、自分へのプレッシャーです。。)

とにかく見やすく迷わないものを心がけています。

プレゼントの続報も載せておきます。

トータルはこの3つです

 錦の帯地を使った懐紙入れです。

懐紙入れ.jpg

 

紬の巾着です。帯地は、『神坂雪佳』。。。」

巾着1.jpg

和紙を経に使ってます。『和紙布』という帯です。

巾着2.jpg

 現在非売品ですので、おススメです!

(前回と同じ抽選です) 

また、ご感想をお待ちしています。。。。。

 

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2006年11月29日

神坂雪佳

神坂4・左.JPGП??4E??.JPG

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2006年11月18日

ちょっと先行して…

20日は、となみ帯の雑誌掲載日です。

せっかく、ブログを見て頂いているので、

先行して…

まず、美しいキモノは…


『麹塵染め』

恒例の帯シリーズですが、今回はシンプルに仕上げています

そして、きものサロンは…


『神坂雪佳の世界』


ちょっと特集が組んであるので、お楽しみに!!

発売が待ち遠しくなってもらえました?


そうなってもらえると、嬉しいです。。


ホンの少しお得な話でした。

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2006年11月18日

ちょっと先行して…

20日は、となみ帯の雑誌掲載日です。

せっかく、ブログを見て頂いているので、

先行して…

まず、美しいキモノは…


『麹塵染め』

恒例の帯シリーズですが、今回はシンプルに仕上げています

そして、きものサロンは…


『神坂雪佳の世界』


ちょっと特集が組んであるので、お楽しみに!!

発売が待ち遠しくなってもらえました?


そうなってもらえると、嬉しいです。。


ホンの少しお得な話でした。

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2006年10月11日

雪佳展(高島屋)

京都は高島屋の


神坂雪佳展へ行ってきました。
img156.jpg

前にも、書いていたものです↓
http://senpukuya5.seesaa.net/article/23782300.html


サブタイトルの様なものに

『日本が知らなかった琳派の近代 世界は見ていた!』

とあります。


ちょっと鳥肌が立ちました。


いつも雪佳を見ていて、

思っていたことが、

言葉に表現されていたので、

ちょっと嬉しくもありました


そうなんです。


世界が注目している雪佳を帯にしていて、

さらに帯で表現できたら…

と思えた展示会でした。


画集も葉書もクリアファイルも買ってしまいました(また…)。。


↓雪佳の好きな画集です。
神坂雪佳 百々世草―近代図案コレクション神坂雪佳 百々世草―近代図案コレクション
販売元 : Amazon.co.jp 本
価格 :
[タイトル] 神坂雪佳 百々世草―近代図案コレクション
[著者] 神坂 雪佳
[種類] 大型本
[発売日] 2003-09
[出版社] 芸艸堂

>>Seesaa ショッピングで買う

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