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白の表現って意外に難しい。 以前、帯をつくるところでも書いていた様な気がします。

どこか濁って違う色を感じてしまうので、 白以上に白くなるように設計、糸使いをしなくてはいけません。

そのために、以前は銀の箔を裏全面に通し、透明感を付けながら、 白糸を地に織ると白くなる。そんな解決方法でした。 (中野大輔の世界 白木蓮の白)

今回の場合は、白の御召制作。 過去それに近い色を制作したことがあるので、一度それ通りに。 そうすると、薄いグレー濃淡に織り上がってきます。

『そこの白い反物を取って』といえば、持ってきてもらえるくらいの白。 ただ、イメージの『白』とは異なるため、それを叩き台にして、試験織(上記写真)をとってみました。

糸使い、織り方、配色など、この試験織で何となく方向性は見えました。 が、今度は白すぎる、無機質の白にすると、なにかを考えて仕事をしていないような印象も受けることが白にはあるので、微調整をしていくことになりそうです。

やっぱり白の表現は難しいです。

とはいっても、実は白だけじゃなく、 黒も黄色も赤・・・難しいですが(笑)

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