作品紹介
となみ織物が、自信を持って取り扱っている作品・商品をご紹介しています。

紗という織物は、「隙織」と言われるように、その透け感を作るために隣り合う経糸同士を緯ることによって、織組織の合間に隙間を作っています。
となみ織物では、この『紗』というのを設計の段階から全て見直し熟練の職人の手によってのみ織ることのできる織り、『隙織絽』を作り出しました。

日本の伝統的な文様をアレンジし、落ち着きと可愛らしさを合わせもったシリーズです。
緯糸で経糸を覆い隠すように織る紹巴織は、精密でしっとりとした風合いを持ち絹独特の発色性を最大限活かせる織物です。

多種多様な織組織を持つ、となみ織物の中でもひと目見て、独特の個性を持つ帯シリーズです。帯地表面に大きな凹凸(しぼ)を持ち、それに応じた立体感や迫力は他の追随を許さない織物。
制作には通常の帯の場合よりも、1つ2つも多くの手間と時間を掛け、つくり上げています。

『Celtic(ケルティック)』シリーズの語源ともなった『Celt(ケルト)』とは数千年前のヨーロッパに定住していた、『ケルト人』を担い手とする『文化』のことをさします。この人々は文字をもたず、現在においても謎に満ちた存在です。
このケルト文様を始めとする文化は、時代の移り変わりの烈しいヨーロッパで2,500年以上の文化を保ってきました。それぞれの時代の様々な文化と融合しながら、多くの神話・美術を多く残しています。

三重経を駆使して制作する経錦。漢錦(1200経錦)は、となみ織物の中でも、すこし 特別な織物です。西陣でもほとんどの織物が緯糸(横糸)で柄を織りなすところ、この『漢錦』は、三重の良質な経糸を上下することで、経色を主にして作り出す織物と対照的です。特長は、経糸が主に出ることでつくる独特な色目、そして袷物としては驚異的な薄さ、さらに結んだ際の絹鳴りは、唯一のモノになります。

となみ織物の五代目が中心となり行う、帯や着物のモノづくり。デザインのモチーフは、日本の文様はもちろんのこと、遥か離れたアフリカや北欧、よく着物の意匠とされるアジアの柄でももっとプリミティブなデザインなど。柄の場合はそのサイズやアレンジの仕方、配色は効き色の挿し方など、大変個性的なモノが揃っております。

十八世紀京都、青物問屋の長男に生まれた伊藤 若冲。四十歳で家督を弟に譲り、画業に専念。当時流行の狩野派に学びつつ超える表現を目指し、全く独自の絵画的世界を創り上げました。若冲はしばしば『奇想の画家』と呼ばれますが、それは動植物を描写する鮮やかな色彩、現実よりも精緻緻密な造形力が所以といえます。となみ織物では、伊藤若冲の世界を崩さぬよう持てる技巧を駆使し帯を織り上げています。帯だけでなく、バッグや懐紙入れなど、日常に使用していただける小物もご用意いたしました。

1920年代の日本は、現在私たちの営んでいる都市生活のスタイルが確定した時代であり、その新しい風を「昭和モダニズム」と呼びました。その象徴的な商業デザインの旗手を夢二は担いました。モダンやハイカラといった言葉をビジュアルで表現し、リードしたのが他ならぬ夢二の画業といって過言ではないでしょう。つぶらな瞳の愁いをおびた”
