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2つに分かれるモノづくり/総紗縫+紬+α

一昨日昨日と出張に出ていました。 やっぱり、外へ出て着物を着る方と話をすると、たくさんの要望や期待を頂いて帰ることができます。
その中の一つは先月も同じようなご要望でした。それは、『無茶なことを言っていると思うのですが・・・。』
そんな枕詞があっての『夏と単衣の帯』のご要望です。 なんとか形にしたいと思い、それから数週間の間、検討と実験をしていました。
夏や単衣のとなみ織物の帯といえば、総紗縫を筆頭に上品綟、夏しぼ。 とありますが、透けて風を通す、軽くて涼しい、という共通点の他に、それぞれが一長一短の特徴を持っています。帯にする意匠を前に、ここでは『どの表現方法がふさわしいのか?』。それを考え、それぞれの織組織の良さを生かしながら、帯を作っています。
たとえば、 総紗縫は上品な感じ。 上品綟は透け感が強く、ボリュームをつくれる。 夏しぼは、可能性に溢れている。
今回の試作からはじまったモノづくりは、特長は伸ばしつつ、あまり得意ではない部分にスポットライトを当てることになりそうです。具体的な形にするのは、作家さんの許可 とか、諸事情もありますので、もう少し後になりますが、おそらく可能だと思います。 今考えているのは、少し前にも紹介させてもらった、この試作を活用しながら、新しい織組織を作ります。
完成までの工程は・・・ ①新しい織り組織をつくる ②紋をつくる ③織りなどを駆使して、仕上げていく。
思い切り大まかに言って、完成までこの3つに分けることができ、今は第一段階。 踏み外さないように、
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