
以前、 【男物/夏 前半のお気に入り。】でも紹介していた、輪宝文の羽織。 羽織っていると、とっても人気です。
同じモノをそのまま『男物でもその生地の南蛮七宝で着たい。』 『(元々は女性もの巾ですが・・・)女性ものの羽織として、つくりたい』 と仰って下さる、評判の良い塵よけ地です。
ただし、この生地は反物でも見ているだけでは、なかなか魅力に気付き難いです。 普通の着物でも『反物で見るのと着物として見るのとでは、全然違う。』と言われる方がおられるように、 反物だけでは、イメージが湧きにくいです。
この生地の場合は、軽くて、透け感あって何となく良さげに感じる。 でも、生地は物凄く透けているので、ここまで透けていて大丈夫かな? いつまで着れるのかな?コーディネートどうしよう?などなど、想像し難い部分もあります。
そのため、着ていると、イメージが具体化して (今まで見せたことあるはずの方でも 苦笑)『その羽織、凄くお洒落ですね。』ということに。
そんなことがあったので、今年はできる限り、この羽織を引っ張って行こうと思います。 着心地も使い勝手も評判も良いので、配色違いをもう一枚つくるか方向で前向きに検討中です。
ちなみに、この織物。 一旦は大人気。そして3年前〜昨年くらいまでは、消えそうになるくらいの小康状態。
今年は再び人気。と波があるようです。
ただ、自分のモノづくりでは、唐長文様の南蛮七宝とこの輪宝文をつかって、 つくりたい配色で、今は主に抜染をつかって、制作しています。
昨日は、この色2つが上がってきました。
◯今回の南蛮七宝は、薄っすら文様を入れています。
ほぼ無地のような感覚で、下に着る着物や光によってフワッと文様が浮き上がってきます。
◯輪宝文は黒で生地を染め、抜染を行ったシンプルな色。
比べるとこちらクッキリと文様が表に出て、紗の透け感、動きが良く分かります。
現在、この2柄以外にも柄を増やそうとも考えているのですが、 この二つのデザイン以上に向きそうなモノ・・・。
なかなか難しい課題です。。。


