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◯雀形七宝柄 唐長文様の中でも、この【雀形七宝】は上位に入る好きな柄です。 まだ印象に強く残っているのは、この柄を帯にする際(一番最初は名古屋帯)、 『なんでこの柄を選んだのか?』と唐長さんから不思議がられたぐらい、好きです(苦笑)。

その理由も、しばらくは『なんでか、わからん。』状態でしたので、 空気感が好きとでも思うようにしていました。 理由が理解できたのが、着物にした際のしかも仕立て上がり後、帯とコーディネートされたとき。 とずっと後になってから。 ということで、この雀形七宝の好きな理由は、帯でも着物でも身に付けた時の間が非常にイイです。

特に、地と柄のバランスが素晴らしく、たとえば、両方色を近づけて無地っぽく配色しても、 存在感が消えず、スーッと残像を目の中に残してくれます。

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『綾御召で織り上げた、雀形七宝』

◯綾御召を雀形で製織すると・・・ この織物は立体感がありますので、光の当たる角度によって、雀形が立ち上がります。 同じ織物で近い柄をつくった時(普通の七宝)は、何故か上手く行かず、何か足りない、そんな気持ちに。 この辺りが長く生き残ってきた文様の魔力かもしれません。

◯突貫でつくることになった塵除け そんな雀形で突貫に近い形で、まず形にしたのが、この塵よけ。

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『塵除け/雀形七宝文様』 試織を取っては修正をずっと繰り返していたところ、上記写真の着姿お1月に見せてもらってから、 テンションが上って、一気にスピードアップ(笑)。 微修正、織組織、糸の検討、そして、試験→最終完成品(といっても一反だけ)までもってこれました。 (突然、突貫モノづくりです。苦笑)

初めての織組織ということもあり、これから仕立て面などの織物的なチェックに入ります。 周りの反応は◎、 次の配色のモノなどの、ここからは着実に進めていきたいと思います。

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