
あま みーいろ新作上がってきました。 このモノづくりは、となみ織物が行う大島紬制作です。
あまみーいろは、特殊な素材と通常の大島とは違った糸を使用します。 そのため、織り上がりの反物の色、風合いは従来のモノとは全く異なっています。 また、同じものは、基本的に1疋(2反)のみしか作らない。 (これは草木染めの関係で作りたくても作れないこともあります。) そんなレアな着物づくりをしています。
具体的な制作などは、以前掲載したきものサロン誌面に、 奄美の西村絹織物の西村社長との話も含めて、上手くまとめて下さっています。

となみ織物は西陣織なので、大島紬は全部お任せ。 というモノづくりではなくて、お互いの解釈が加わって出来上がります。
西村さんとお会いした時、電話、メールなどでお互いアイデア出し、 あまみーいろのモノづくり・世界構築を行っています。 もちろんここには、となみスタッフもアイデア出し、試行錯誤しながら作り上げています。
全面的に全て自分が制作するわけではなく、まるっきりのお任せでもなく。 いい意味での混じり合った上に築かれた、そんな文化を持つ着物になっています。
とは言っても出来上がりは、大島紬。 でも、誰がどう見ても大島紬ではなく・・・、その辺りも面白いモノづくりです。
このモノづくりも始めてから数年経ちました。 いまでは『一度、袖を通すともう一枚違った色で、欲しくなる・・・。』と言って下さる方(西村さんの熱烈ファン) も多くいて下さり、西村さんのあまみーいろに対するモノづくりモチベーションは高いまま維持。
あまみーいろは、大島紬+特殊な素材を加えての製織。 ということで織れる織子さんは極めて少なく、月に上がってくるのはどれだけ順調でも、5、6点のみ。 そこへ高いモチベーションが注ぎ込まれているため、有り難いです。
上がってくる反物は、(当たり前なのですが)こちらの予想通り。 ただし数本に1本は、とんでも無い所から飛んでくるようなモノもあったりと、 それはそれで一緒にしてて、こちらにもいい刺激をもらえるモノづくりになっています。
今度は、それに負けないように帯づくりです。 そんないい関係が築けている帯と着物になります。

