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半日、自分で帯を撮影してみました。

昨日は半日休みでしたので、カメラとストロボで帯を試行錯誤しながら撮っていました。 なかなか平日に時間を見つけて遊ぶことは難しいので、この時はとっても貴重な時間でした。 (ちなみに、いつもは人任せだったところです。)

よく撮影するのは、(お客さんをスタジオとかではなく)その場でお太鼓姿を撮らせて頂くときですが、 この日は違って、カメラをのせる三脚・ストロボ・パソコン・簡易スタジオがあります。 帯屋としてはこれ以上無い環境での帯撮影ですので、まったく言い訳は聞かず(笑)、静かに延々と設定を変えてみて撮る。 シャッターを押しては、光量を変えたり、カメラ触ったりの試行錯誤。 この作業は帯づくりの配色や意匠図作りをしているときと似たところがあり、気がつけばこんな時間。 以上、半日終わる。そんな日でした。

最初は、陰影をなくしてペタッとキレイに『プロダクツ』みいたいな写真を撮ろうしていましたが、 『自分が好きだなぁ。』と手を止めてモニターを見てしまうのは、陰影がしっかりついたものです。 織の織り目が感じられたり、紬の節のランダムさだったり、同じ地色の帯なのに光の加減で右下と右上の色が違うのだったり。

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『八寸名古屋帯/南蛮七宝文様に双葉葵』

ネットの商品写真としては、良くない例で挙げられる様な写真ですので、 それが実際に使えるかはわかりませんが・・・(苦笑)。

そして、この日の撮影に使ったのは帯一本だけ。 それを光の量・カメラの設定・撮る角度など、それらを少しでも変更すると、出て来る写真は大きく変わる。 着物のコーディネートや着る場面、結び方もあるし、部屋の外・中で帯の雰囲気が変わるのと同じです。

そんなことを考えると、一本の帯をあれやこれや撮影していることもモノづくりの勉強になっていますね。

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