
会社としては日 々モノづくりをしていますので、 様々なデザイン・色の帯が上がってきます。 となみ織物では、全員にモノづくりを推奨しているため、モノづくりに興味があるのであれば、 (帯まで完成するかは置いておいて)、誰でも帯をつくる仕事に参加することができます。
そのため、確実に他社よりも多種多様性な帯が社内では作られています。 ただし、機織台数は限られているので(1台しかない機もあります)、 すべての織物(紹巴織・総紗縫・しぼ織など)へ均等に関わってモノづくりはできませんし、 個人も織組織に対に対して得手不得手があります(私個人は総紗縫モノづくりは苦手な方かも 苦笑)。 そんなことから、毎日モノづくりしていても『この織組織のモノづくりは久々だ。』ということは珍しいことではありません。 よくあります。
で、久々に総紗縫の配色替えを行ってみました。 (新しく柄を制作するのではなく、設計図を元に色を変更していく。そんなモノづくりです。)。
(黄緑で七宝つなぎの外枠を括り、中心は濃い濃紺/一般的にはこの2色を反対にした方が落ち着く。)
配色替えのモノづくりも、先に完成イメージがあり、それに対してどうアプローチしていくか? なのですが、頭のどこか響いてくる声は『新しい配色、見たことがない色、驚いてもらえる・・・』 など、 変わったことをしないとダメということ。
これをやり過ぎると、『変な色』になり見向きもされないので、今回の配色には僅かな違和感をプラス。 (図案がしっかりしているため、その違和感もなく、結果いい感じに仕上がっています。笑) 。
昔、となみブルーが出来た過程でも同じことでしたが、 失敗かもしれないけれども、 大きな流れになるかもしれない、そんなこれからのモノづくりです。

