
となみ織物では、きものサロンに年2回誌面への掲載を行っています。 つい先日、その撮影が終了しました。
今回は『麹塵染』です。
例年通りで行くと、 麹塵の秋冬っぽいイメージから、春夏に撮ることは少なかったのですが、 今回は、新しい試みの新作が完成したこと、今年は元号が変更される特別な年でもあることから、 2月20日に一足早く発表します。 お楽しみに。
今回の制作も、前回までと同様。 まず、撮影する帯の聞き取り調査から始まります。 『この帯は、どんなこだわりがあるのか?』 『他と違う制作方法なのか?』 『どんな着物とコーディネートするのか?』 『どんな人に結んでほしいのか?』 『反対に、どんな人には似合わないか、と思うのか(笑)。それはなぜ?』 『この帯シリーズを一言で言うと・・・。』などなど
自分たちがあまり考えたことがない、色々な切り口でタジタジになります (ベテランスタッフでも)。 考える時間なく、すぐに答えなければいけないので、言葉を飾る間もなく本音が漏れたり(苦笑)。 出てきたコピーにほんの僅かな修正が入り、それを元にイメージを膨らませていきます。 相応しい構図をつくる、もしくはその帯が活かせるようにしてから、撮影に望みました。
現場でも何度か撮影してから、当初撮影を予定していた帯を外したり、 (これは色のバランスが主な理由)、帯を実物より良く見せるのではなく、 帯の持っている雰囲気を伝えるために、どうしたらいいのか?
など、最初の大枠からはみ出ないように、軌道修正して、詰めていきました。 今はこの段階です。
最終の詳細な部分はこれからですが、全体のイメージを見る限りは、 みなさんの期待を裏切らない出来だと思っています。
合わせて、今回は初の試みもありますので、それもまた後日紹介したいです。
これらの仕事がすべて終わると、
毎年なんとなく春先の空気が感じられる季節になっています。
