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若手とのモノづくり 黄色い帯2

先月UPしていた帯が 最後の大きな問題が残っているものの大まかに完成しました(苦笑)。

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若手とのモノづくり ⇒https://www.kyo-tonami.com/godaime2/2019/04/post-322.html

ただ帯は出来上がったものの、このままでは今までに制作した多くの帯の中に埋没してしまいます。 そうならないために、最近は特に、その帯の様々なストーリーを残しておくのも大事な仕事です。

それは、柄の意味、織組織の説明、制作の過程の話も大事ですし、 それ以外にも、その帯を作りたかった理由やどんな人に結んでもらいたいか? もしかして、イメージをしている人がいたら、その人の雰囲気。 結んだ際、どんなコーディネートをしてほしいか? 自分のオススメはどんな小物を挿すのか、着物は? などなど、帯には目には見えなくても、 つくるのに関わった人しかわからない情報が山ほど隠れていたりします。

それを残しておく、聞かれればいつでも話をできる状態にしておく。 そうするだけ、他の帯の中に埋没しない帯になります(当たり前のことのような不思議なような・・・)。

また、帯は一本制作して終わりではなくて、継続することも並行することも多いので、 この部分をきっちり残しておく、次のモノづくりに間違いなく繋がります。 いつも斬新な帯や着物を開発することができれば良いですが、そういうわけにはいかず、 物凄くマニアックな点のような改善点の積み重ねが、帯屋としての日々の仕事の大部分です。

それを忘れず、若手がモノづくりを続けれれば、続けて面白い帯ができるようになる。 と思っています。人によって時間は相当かかりますが、それに期待しながら、負けないように こっそりと自分も頑張りたいと思っています(笑)。

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