top of page
帯の色糸に軸を置きながら、色を探ります。

赤系統のモノは手に取られない。 全般的に使うのはもちろんのこと、僅かな効き色としても避ける。
今、そんな話をすると、『えっそうだったけ?』か、『そんな時もあったなぁ』で終わりますが、 つい少し前までの話です。
着物は流行がないとか、少ないと言われていますが、全くそんなことはなく、 変化しています。その中の大きな一つが色。
帯屋としては、どんな色も染めて、糸棚には置いています。 ただ、使わない色、明度のものはほとんど動きません。
それが最近では『(臙脂色を含めた)赤系統』がモノづくりの中心に座っています。
帯も変われば、もちろん着物も変わります。 帯よりも面積が広いため、少し変えると大きく変わって見えてしまいます。 そのため変える時は、ロット少なく、まず様子見で。 いずれその方向に行くかもしれない、ことを考えて、大きく振り子を振り気味で、少しだけ作ってみる。
その中で制作したのが、かご絞り技法で染める反物。 (なかなか見られない染め技法です)
→https://youtu.be/Yhacf6_EByA
(むつろさんとコラボで作る、カゴ絞りの着物)
6色染めた中には、今見るとちょっと飛んだ色もありますが、これがどのように受け入れられるのか? (もしかして拒絶かもしれません)その辺りも楽しみです。
全部の色は帯糸から出ていますので、突拍子もない色ではなく、帯は合わせることができます。
ちなみに、きものsalonで発表した新作の異文織/麹塵染もその傾向を探っている意味も少しあったりします。
しばらくは、仕込んでいたモノづくりが上がってくる日が続きます。
bottom of page




