今のモノづくり/久々の更新になります

久々の更新です。 今進行中のモノづくりは、紹巴織そのもの。
となみ織物が織る『紹巴織』は経糸が表から見えなくなるほど、緯糸(横糸)を打ち込んで織り上げていきます。非常に緻密な織のため、作り込み具合によっては、織のジャンルを超えた表現力も可能と、とても潜在力をもった織物です。
20年以上、この紹巴織のモノづくりに携わっているため、他の織物よりも思い入れは強くあります。 またその分、織物に対する偏見(良い意味も悪いものも)もあり、経験になるのか、新しいモノを作るための邪魔になるのか? 今のところ、分かりません。ただ現状を見ていると、 新しいモノづくりは既存のものをひっくり返えす部分もあるため、難航中しています。
いくら新しいモノモノづくりを進めていく場合でも、基本的な第一歩は既存のモノをベースにします。そのため、今まで織ってきたもの、織り上がる前に中止になったもの、これからのモノなど。 できる限りたたき台を揃えて、足掛かり探しから始めます。
結構、新しいモノになる可能性が多いのは、織り上がっているものをよく見ること。
そうすることで、一瞬か僅か、偶然に新しいことが既に織り上がっている帯に見つかることがあります。 この場合、その僅かな部分だけを全体に広げていく。 (そこから、色々と問題は起きていきますが)新しいものになる場合も。
もし、目の前にある記事が試験織で、途中挫折した試験織を見ているのであれば、 挫折した箇所を今ならうまく修正できる様になっていれば、これもそのまま形になる可能性も・・・。
ただ、一番多いのが、作りながらの脱線。 今日は、この帯を見ている時でしたが、頭にある『今』するべき、したいモノづくり。
それとは別に、イイことを思いついた場合。そのまま、その新しい思いつきを進めていくことになります。 (これも早くしないと、頭から消えしまいますので・・・)
そうやって、1日が終わる。 また、明日から帯や試験織の前からスタートすることに。 新しいものはできているのですが、本線が進まないと、なかなかモドカシイです。。。


