
真冬の間は少し合間を 空けて、久々に着姿撮影をしました。 京都らしく底冷えの日が続いた中の、この日だけは幸いちょっとだけマシ。 空気も澄んでいて、帯や着物の色が綺麗に写ってくれたとおもいます。
今回の着姿は、泥藍の大島(市松文様)に神坂雪佳の袋帯。 きりばみ状にデザインした帯です。
ここのところ5年近くは、恒例と書けるぐらい、定期的に撮らせてもらっています。 撮った写真を仙福屋やお客さんにお見せるするために、使用しています。
そこには、お客様に雰囲気を見てもらいたい。 様々な着姿を登場させたい。という気持ちが強くあります。
ただ、撮影には、ものすごく時間と気力を使いますので、 合理的に考えれば、プロのカメラマンを使ったほうが、良いのかもしれません。
では、なんのために、自分で撮影しているのか? となりますが、それは自分たちもためのことも考えて、です。 たとえば、プロに頼んでしまう場合、一番その人に似合う帯と着物、 そしてコーディネートをして撮影すれば、一番良い写真ができあがると思います。 でも、それは、ある程度のお金を掛けてしまえば、できてしまいます。 実際に雑誌を見れば、十分満足できます。
そうじゃなくて、自分たちで合わせる場合。今回のように私物も交えてコーディネートをすると、 想像と違った、意外なコーディネートをお見せるこ とができるかもしれない。
帯屋の立場を強く出すと、もしかして、合わせにくい?と思われている帯などを無理やり登場させたら、 着物と小物を選ぶ際、悩んで悩んで作るコーディネート。それが(怖いけど)見てみたい。
などなど、普段悩まなくていいはずの悩みが出てきます(笑)。
ちゃんとした理由になっていないかもしれませんが、 今の様な形で、続けているのは、そんな理由からです。
また来月、もう少し暖かくなって頃に、撮影したいと思います。

