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『木花(このはな)のうめばち』
この帯を作ったのは、ちょっと前ですが、出来た時は『いい帯が出来た〜。』と自分でもすごく喜びました。色を何色か取った目出し(試織)の段階から、この一色は光っていました(当時はそれはそれで悩んでいたかも?苦笑)。
柄自体は古典中の古典、梅鉢。典型的な文様です。 ただ、それを意匠面では(織りでの表現)少し変化をつけ、一番の特長でもある配色に関してはヨーロッパの西と東、その間くらいの色を取り入れながら、作ったものです。
この後、すぐに同系統の色目でモノづくりをする予定でしたが、なんやかんやとして、手を付けないうちに、この帯に続くモノづくりができないようになりました。繰り返し、作っていますが、続くものはなかなかできません。おそらく時間が経ってしまったため、この配色の時の微妙な感触がどこかへ行ったのだとおもいます。
今でもこの帯が好きなので、特に帯芯も入れた状態(入れないのとは、ほんの僅か帯の表情が変わります)で展示しています。『モノづくりは熱いうちに素早く行うこと。』戒めも込めています(苦笑)。
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