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『紙ノ余白』原田さんコラボレーション

唐長12代目誠次さんのお弟子さん的な立場で、和紙の専門家としても活動されている紙ノ余白の原田さん。 実際には細かいところまで、『どんな活動されているのか?』 改めて、伺ったことはありませんので、私のいつも感じているイメージです。 作家だけでなく、活動の幅を持っておられます。
その原田さんの作品を帯にさせてもらおう、と思ったのは、 誠次さんの工房に小さな額を見たとき。 『黒と文様との間の取り方が面白い。』 唐長文様が使われていることもあり、誠次さんの作品と思ってました 。 (ただ、よく考えると色、その他異なるところ沢山あり・・・)。 その後、よくよく聞いていると、じつは原田さんの作品だった。 そんなところからスタートしたモノづくりです。

帯作りの工程でお客さんに見て感じて頂きたいのは、工程の最後である機織りだけではありません。 数多く職人が『凄いモノを作るぞ!』と、それらの力を一つの帯に向けている、そんなところです。
この原田さんも同じ様なことを言われています。 和紙を染める過程で、無地の和紙の余白の美しさ、 和紙に関わる人々の想い、 という目には見えない『余白』を伝えたい。
帯を作る場合、無地部分というのは、柄が無いところ、と捉えてしまいがちです。 今回のモノづくりの場合、余白の位置や余白の見え方(織り地紋)を考えてから柄を制作と、 いつもと比べて少しイレギュラーな作り方をしています。
最終の詰め段階で、素材をあれこれ試織をしていましたので、 発表してから随分後の完成となりました。
ようやく最初の一本目が完成しました。 3月上旬に原田さんが京都で展示会をされるので、正式にはそこがこの帯の初お披露目となりそうです。
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