となみ織物の五代目のブログです。『帯』や『織物』を作るメーカーですので、内容はモノづくりが中心になっていると思います。自分で読み返して結構納得することもあります。

五代目日記 > モノづくり業 , 報告 > 『蝶千種 その3』

2015年08月21日

『蝶千種 その3』

 


お盆前に紹介していた『蝶千種』。 
この一本があがらないと、次柄の紋つくりへと進めないので、できるだけ急ぎで丁寧に、織ってもらったもの。上手く、完成すれば、これが『神坂雪佳 蝶千種』シリーズの基準になる一本です。 

 

DSC06316 (1).jpg
『神坂雪佳の世界 蝶千種』(色が出なくて、すみません。)

 



配色は織りではホント出しにくい、雪佳らしい中間色。染料のように、ほんの僅かな差で地色の印象が変わってしまうので、合わせる糸同士に最大限の気を使います。また、僅かな地色の差は上に乗る蝶々との相性も変わってきます。がらがシンプルな分、ここを大切に微妙なさじ加減をしています。


以前、これに近い色を作っていた時も(それもやっぱり雪佳でした)、ずっと地色を決めきれず、そこで一週間以上中断。決まってからは、複雑な柄なのにトントン拍子で上手く行ったこともあります。

 

写真では色々と調整してみましたが出ず。そこにあまり時間を使い過ぎるのも微妙(苦笑)な感じがしました。そんな色には困った帯ですが、次は裏地を。そして仕立てた後はもう一度撮影に、がんばってみます。 
 

 

 

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