2013年03月11日
同柄を再構成。
先日のペイズリー柄をしぼ織に、というモノづくり。
⇒http://www.kyo-tonami.com/godaime/2013/02/post-1832.html
①『ペイズリー/作楽』
コツコツと進めて行き、まずは最初の見本裂まで。
同じ柄を組織を変えて再度作り直すといのは、この日記でも登場しましたが、
なかなか大変なモノづくりの一つです。
②『ペイズリーしぼ織』
前の柄が頭にあるし(自分も周りも)、思いっ切り失敗した柄ならましも、
そうではなくて、そこそこ上手く行った柄以上のものを再度構成するので、
色々な所に引きずられず、作ることが最低限必要です。
上の事も含めて色々加味すると、新しい柄を作ったほうが、間違いなく、
楽です。。
ただ、モノづくりしている上で、自分が関わったことのない柄であれば、
『もっと上手く作れるのに』とか。
自分の作った柄であれば、
『こうしといても良かったかな?』
ですので、新しくはじめる柄よりも強い思いを持って、作れることが多いので、
お客さんには良い物を見て頂ける可能性が高いです(失敗ももちろんあります)。
そんなこともあって、同柄というのは、チャレンジ甲斐あります。
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上と下は同じ柄ですが、色を入れたものを比較しても、別の柄に見えます(①と②比較)。
ですので、②の柄のモノづくりは成功だ!というのでは、
全く面白くありません。
色を落とすと・・・。
③
②と③は、やはり似てきますし、明らかに同柄です。
この辺りが同柄を扱う、難しさですが、配色を個性的にしてみたり、
組織で遊んでみたり、することによって、新しく作った柄の居場所を
作ってあげる気持ちで作ると、上手くいく事が多いです。
まだ、スタートして4合目くらいですので、もう少し時間を掛けながら、
形にして行きたいと思います。
また、報告しますね〜。