2013年02月06日
しぼ織、続編。
しぼ織りの様々な問題(縮める工程での失敗の多さ)が
ある程度解決してきましたので、続編を考えています。
一つが個人的にとても気に入っているシンプル唐草の帯。
御召緯と箔とで織って物凄いシンプルな帯ですが、
紋を作る際は、何度か再考して上げ方に気を使っています。
箔と糸との表に出る割合を変えて、地と箔を混ぜた色に見えるように、
しています。ヤヤコシイので、写真で見るとこんな感じです。
通常帯では、全く普通に使う糸の上げ方で珍しくもなんとも無いのですが、
この帯は、お湯に通して萎ませるので、その辺りも計算して糸を通します。
と前置きが長くなりましたが、今考えているのは、このペイズリー柄。
『作楽/ペリズリー』
このままは、紋口も違うので、そのままは無理ですから、
新しい紋を作りますが、こんな流れの帯を作りたいと思います。
折角なので、シンプルはそのまま、何かプラス1で、
作れればと思っています。
最近、風邪引いてか、身体中痛いような気がしますので、
その間にぼ〜、っと頭の中で図案と織物をこねくり回してみます。