仕立後、印象の変わる帯があります。

ただ単に(と言ったらダメかな?)、帯芯を入れるだけなのですが、

随分と表情が変わります。

 

IMG_3202.jpg

作楽/アフリカの渦(渦渦)』

 

紗でもないので、表には影響がないはずですが、

帯が結んでもらえるぞ。という体制を取ったのか、

柄がイキイキとした感じです。

 

こういう変化を目の前で見ることが出来るのも

モノづくりの醍醐味のひとつです。

 

cf,時間を見つけたので

    →http://www.kyo-tonami.com/godaime/2011/09/post-1495.html

 

| コメント(0) | トラックバック(0) |

 

今回は、『木花』が初登場です。

 

51oF4yyABTL._SL500_AA300_.jpg

  『12’春 美しいキモノ

 

 

となみ春号ぼかし.jpg

木花

 

地色が濃くても薄くても、上に乗せる色目は、とにかく『中間色』。

そこにこだわり、作楽シリーズよりも着物とケンカしないようにしました。

 

柄の個性が強くても、色目で帯全体を優しく、美味しそうになるように、

配色を重ねています。コーディネートすると、前に出てくるよりも、

すっと入ってくる感じです。と思います。

 

七宝の柄をはじめ数柄は雑誌等でも、よく使われていますが、

コーディネーターのセンスで、反対に位置するような着物に合わされたり

していました。この辺りが、この帯シリーズの強みだと思います。

 

この五代目日記上でも、何度も登場していますので、

馴染みのある柄もありますね。

 

IMGP3847.jpgIMGP4265.jpg

 

作り始めは、こんな気持ちでスタートしています。

 →http://www.kyo-tonami.com/godaime/2010/09/post-1236.html

 

実際に、発表とするまで時間はかかっていますね〜。

作っている間は一瞬でも、振り返ると随分経っています。。

| コメント(0) | トラックバック(0) |

2012年2月20日

たてよこ。

 

以前、八寸帯で作っていましたが、

袋帯にしてほしいという意見を頂いたので、

実験を兼ねて、帯を作っています。

 

何を実験か?というと、

明らかに経(縦)の織物で織ったら楽なのに、

わざわざ、緯(横)の織物で織ろう、ということです。

 

経で柄を作る『機』が無い、機屋ならまだしも、経錦、

二重織、などあるのにわざわざ紋を起こしているので、

周りは不思議な顔をしています。

 

柄は、以前風通で織っていた、経織物の『ikat』。

IMG_3089.jpg

『作楽ikat』

 

プリミティブな柄ですが、細部にこだわって、

プリミティブ以上にプリミティブにしていこうとしています。

 

どこに着地するかはお楽しみに。。。

 

 

 

| コメント(0) | トラックバック(0) |

2012年2月19日

フォーマル。

 

本加賀に、新作のフォーマルの帯のコーディネート。

(着崩れはご容赦・・・)

 

IMG_3138.jpg

 

IMG_3141.jpgIMG_3134.jpg

 

本加賀着物は何十年も前のモノですが、仕事も最高に丁寧、

色目も言うことなしで、やはり良いものはイイ。

 

帯も居場所を見つけたようで、嬉しそうでした。

 

自分ではフォーマルの帯を紹介することが少ないので、作っていないように

見えますが、今でも、となみ織物のフォーマルは、製作する半分近くを占めています。

 

 

| コメント(0) | トラックバック(0) |

2012年2月18日

ブックカバー(新)

 

帯で作った(新)ブックカバー。

 

IMG_3108 _Snapseed.jpg

仙福屋/千鳥格子のブックカバー』

 

一番最初に作った試作で使い心地や耐久性を見るために、

ちょっと雑な使い方をして、しばらく文庫本を入れて、

持ち運んでいました。一年くらいかな?

 

全く問題なく、これを見た周りの方にも良い評判を頂いたので、

商品化は大丈夫。と太鼓判を押しました。

 

文庫本も良いのですが、今度はモノづくり用のメモを書くノートを入れて、

持ち運びしたいと思います。

 

こんな感じです。

IMG_3107 _Snapseed.jpg

 

ちなみに、このノート、ちょっと高価ですが、拘りがあって、

糸かがりで綴じてあり、書き心地よく、インクも乗りやすく、

ゆっくり何かを考えて書くときには、とてもお勧めです。

 

『仙福屋』でもブックカバーとこのノートとセットというのも、

いい感じですね。。。

 

今日はこのノートを持って、歩いていています。

 

 

31bOvk09VJL._SL500_AA300_.jpg

 

もう少ししたら、登場予定です。。。


 

| コメント(0) | トラックバック(0) |

 

先日、大阪にある草履職人さんの工房へ行って来ました。

もう何度行ったか、わかりません。

 

 

IMGP6797.jpg

 

目的は、モノづくりを伝え方です。

帯の場合、ずっとやってきても伝えるのは難しいし、書いたり、

言葉に出してみると、いつも実際のモノとは、ずれてきます。

 

せっかくの本物が目の前にあるのに・・・。

と、モノづくりの現場にいる人間でもこんなことも、思いますし、

おそらく社内のどちらかと言えば、営業に近いスタッフは、

さらに難しいだろうな、と思います。

(良いのか悪いのか、分かりませんが、

      口の方が上手いスタッフがいないので・・・)

 

そのために、

まずは、現場を見て感じ取るのが、一番です。

ただ、次善として、現場で色々な話を伺い、写真も撮らせてもらってので、

現場に行けていないスタッフに、それを見せながら、難しいとは思いつつ、

伝えていっています。

 

不思議なことに一度現場へ行った人間も、行った直後は

しばらくその余熱で伝えられることもありますが、段々冷めていってしまうので、

付け焼刃的なものでは、全然身になりません。

 

帯も同じで、年間何本も帯を製作していても、しばらく気を抜くと、

アイディアも枯渇してしまったように、立ち止まらないと行けませんので、

とにかく手か頭を動かして、作ろうとする。

これが大事です。

 

どんな分野の職人さんとお会いして仕事を見せてもらっても、

そういうことをひしひしと感じさせてもらえるので、とても有意義ですよ。。。



来週は久々にモノづくり師匠と会合が持てるので、それもまた楽しみです。

| コメント(0) | トラックバック(0) |

2012年2月16日

日帰り東京。。。

 

短い滞在でしたが、東京へ行って帰ってきました。

人形町からは歩いて東京駅へ。

 

途中

せっかくなので、『日本橋の麒麟』に挨拶をしていきました。

IMG_3085.jpg

 

 

 

夕方帰ってくると、机の上にこういうものが・・・。 

 

IMG_3086.jpg

 

中には帯地を入れています。

 

『帯らしい〜』というような派手なのも作っていますので、

それはまた来月のメルマガででもプレゼントしますね〜。

(興味のある方は是非。。。)



 

帯地を使うに当たって、少々工夫しています。。。

写真載せたら、マネされるかな?


 

 

記憶で下から撮って真似たつもりが、随分と違ってました。

自信があったですが、やっぱり記憶は記憶ですね〜。

 

51crcdxi6pL._SL500_AA300_.jpgIMG_3081.jpg

 

 

 

 

| コメント(0) | トラックバック(0) |

2012年2月15日

このあたりは趣味。

 

この辺りは趣味です。

 

IMGP6793.jpg

『となみ織物/宗介の角帯』

 

総紗縫の機を紬糸(太紬)を使って、角帯を織ってみました。

綟り織に改良を加えた織物ですので、透け感はありつつ、

紬のざっくりさも持っている、とても面白い生地です。

 

せっかくなので、柄は葵や瓢箪、更紗など、あまり角帯のモチーフに

ならないモノで、大きさで、色目です。

 

自分でも結んでみたいものや、それはちょっと・・・。

と思いながら、そういったものは周りのスタッフに高評判など、

全体的に面白いものが出来ていると思います。

 

IMGP6781.jpg

 

一本目ではなくて、何本目かに欲しい人が多そうな帯です。

 

もう少し柄がわかるようにFacebookへ上げています。 

 →となみ織物FB

 

 

 

タグ:,

2012年2月14日

毎年の唐長さん

 

今年も行って来ました。

唐長の『fuyu』展。

 

あいにくの雨でしたが、毎年この時期の刺激です。

 

IMG_3052.jpg

 

 

中は、ラリックと唐紙のコラボレーション。

書いて表現は難しい、唐長ワールドでした。

 

特にラリックの透明感と唐紙の陰影のコントラストが印象的です。

帯にどう表現できるかは、分かりませんが、目に焼き付けておきました。

 

また、帰りには毎年頂く、お皿も。

色違いで5枚目かな?部屋に並んでいます。

 

IMG_3053.jpgIMG_3054.jpg

 

使うのは勿体無いな、と言いながら、活躍しています。

 

IMG_3056.jpg

 

うちも『南蛮七宝』シリーズに関しては、このマークを入れていますので、

しっかりとモノづくりをし続けていきたいです。

 

 

| コメント(0) | トラックバック(0) |

2012年2月13日

銀糸

 

金糸を使った帯を今、考えています。

 

IMG_3028.jpg

 

きっかけは、先日京都でみた『紙』です。

店主がヨーロッパを中心に、さまざまな紙を集めてこられていて、

その紙には独特の力があり、とても惹かれました。

 

織物と紙。

種として、近いか遠いかは別として、共通点を強く感じましたし、

しばらくするうちに、繊維上になった紙の目が組織点にも見えます。

 

今回、銀糸の薄っすらと入った、唐草調(アラベスク)の柄がとても印象に

残っていますので、その雰囲気をモチーフに、崩さず製作してみたいと思います。

 

柄自体は、さり気なく、とても静かなのに、『そこにある』という

とても不思議なものです。

 

紙と織物は違いますが、経糸と緯糸を駆使して、紙に近づけ再現してみると、

何か面白いものができそうなので、一度試験で織ってみたいと思います。

 

 

 

| コメント(0) | トラックバック(0) |