2016年02月22日
大島の羽織りに御召・南蛮七宝
一昨日昨日と、博多にいました(今は京都へ移動中です)。
100周年のイベントということで、大島紬とそれに合わせた自社帯に1日中囲まれていました。産地からもお手伝いにメーカーさんも来られていましたので、着物は南蛮七宝の御召でしたが、羽織には無地の大島紬羽織(ほぼ黒の泥染)でした。
今回のイベントでは1000反の商品を展示しています。現在、大島紬の生産量は最盛期の何十分の一にまで減っていますので、おそらくこれ以上考えられない品揃えと、『えっ』となる質も併せ持ったイベントになっています。
100周年というキッカケが無ければ、開催は難しかったと思いますし、このタイミングでできたことが本当に良かったと思います。今回は西陣でありながら、どちらかと言えば脇役だった、となみ織物も商品をコーディネートしながら、多くのことを学ばせていただきました。
自分たちの作る帯が産地を超えて、一番よく見えるための着物を探す。
簡単な様で今まで出来なかったことです。この機会を大事に次のモノづくりにつなげていきたいですね。
次は高松に行きます。高松自体が初めてですので、ここでもなにかものづくりのヒントを頂いて来れればと思っています。その前に今日は京都で先日から始まったデザインウィークの催しが・・・。となみブースらしからぬブースにどんな反応があるのか、楽しみです。
もしかして、となみと気付かれないかもしれません(笑)。