2014年10月07日
丸型ボストン作り2
先日仕上がってきた丸型ボストンバッグ。
仙福屋宗介の作る小物では、いつも約4m40cmの帯地から、お太鼓をイメージして、
それを各小物に抜き出す様に裁断、縫製して製作します。
このバッグ作りも当然同じで、帯が出る面が広い分さらに、お太鼓をイメージして裁断。
それから、効き色、ポイントとしての帯締めではなくて、持ち手の革を入れました。
帯締めを合わせる要領を少し工夫しての配色ですので、得意分野なはずですが、
結構あれやこれやと悩む部分でです。
写真のモノはFacebookにもUPしていたものですが、他にも、
『丸型ボストン/総紗縫』
総紗縫でも製作しました。
グレーの経糸に少し朱の強い茶系の緯が混じった地色に、マットなヒヤシンス色の革。
バッグの配色をしながら、この組み合わせで帯の中に帯締めを足して見たいと思いました。
今から、となみブルーモノづくりの中でも、少し大作の帯作りに入りたいと思います。
図案はありますので、紋から進めていきます。