2014年07月22日
原色に近い、青と赤と黄色を使った帯。
京都は後祭に突入しています。
先祭りでは、住んでいる所の前に山がありますので(鯉山ではありませんが・・・)、
この期間の移動は半分諦めていましたが、始まった後祭も微妙に通路が通行止めで、
非常に動きにくいです。
折角の一年に一度の祭なので、この非日常感も味わいたいと思います。
昨日はちょうど良いくらいの人混みで、風情を楽しむんだったら、
後の方が良いかなぁ・・・。と思います。
京都の中心地はそんな祇園祭ですが、会社では配色実験のような帯目出しが上がってきました。
モチーフはアフリカの文様です。
紹巴織を使い、繊細に色を入れつつ、そう見せないよう(色が際立つ様に縁の下を支えています)に、
糸使いを工夫しました。
以前作ったアフリカの渦柄も製作した直後は、周りの反応も???でしたので、
『作楽『アフリカの渦』×南蛮七宝文様『しーぎ大島紬』』
息の長い帯になってくれるように、配色の作りこみを行いたいと思います。
今のところ、帯の目出しを見て『えっ』という反応が返って来ています。
(2番めの写真)